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資格って必要? 転職に役立つ資格のとり方

藤井佐和子(キャリアアドバイザー)

ジョーンズ加奈恵

資格取得によって転職を成功させるには?

転職するときに資格があると有利になるからといって、やみくもに取得すればいいわけではありません。取得するにあたって失敗しない方法を紹介します。

下調べをする

どんな仕事なのか下調べせずに、資格取得に時間を費やしてしまわないように注意しましょう。実際に3年かけて国家資格を取得したにもかかわらず、いよいよ仕事がスタートというときに向いていないことに気づいて悩んでいた人がいました。まずはその仕事の実態を知り、自分に向いているのか、思っていた理想とのギャップはないかなどを調べてから勉強をスタートしましょう。

途中でやめる勇気を持つ

時間もお金もかけて資格取得に向けて勉強をスタートしたものの、途中で自分に不向きだと気づくことも。それなのに「着手し始めてしまったから……」と最後まで時間とお金を費やすこともやめましょう。途中でやめる勇気も必要です。

離職期間が長くならないようにする

退職して資格取得に専念し、その結果ブランクの年数が長くなってしまうケースも。国家資格など、集中して勉強に時間を費やさないと取れないものもありますが、現状の仕事と両立できるようであれば両立をオススメします。離職期間が1年以上になると、ブランクとみなされてしまうこともあります。

資格取得の目的を明確にする

持っているならどんな資格でもよいということではありません。自身がチャレンジしたい仕事にマッチした資格かどうかが大事です。過去のカウンセリングでは、仕事に紐づかない資格を取得する人を見かけました。その人たちに理由を聞くと「この資格を持っていると何かと有利だと思った」という返答が多いのですが、大事なのは資格を何に活かしたいのかです。弁護士、医師、美容師などの国家資格がないと就けない仕事はありますが、経験があれば資格取得していなくても就ける仕事もありますので、こちらも事前にきちんと調べておく必要があります。

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