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手でOK? 仕上がりに差がつく「BBクリーム」の正しい塗り方

古賀令奈(美容ライター&コスメコンシェルジュ)

BBクリームは塗り方で決まる?

BBクリームを実際に塗ってみると、厚塗りになったり、崩れやすかったりと、仕上がりや化粧もちに不満を感じたことがある方も多いかもしれません。どんなに素晴らしいアイテムでも、塗り方次第ではその実力を発揮できないものです。BBクリームをキレイに塗り、その仕上がりを持続させるには、どのような塗り方をすればよいのでしょうか。

BBクリームを塗る正しいタイミング

BBクリームを塗るタイミングは、スキンケアを済ませたあとです。乳液やクリームの役割を兼ねたものも多いため、化粧水のあとに使ってもOKですが、乾燥が気になるときは乳液やクリームも塗っておいたほうがよいでしょう。

BBクリームは日焼け止めや化粧下地としての役割を果たすため、スキンケアの後に塗ると一気にベースメイクを仕上げることができますよ。
ただし、BBクリームだけで完了すると、化粧崩れしやすい可能性が。化粧もちが気になる場合は、BBクリームを塗ったあとにフェイスパウダーを重ねるとよいでしょう。

BBクリームは何で塗る?

日焼け止めや化粧下地は手で塗っても、リキッドファンデーションはスポンジやブラシで塗る方が多いのではないでしょうか。では、それらを1つにしたBBクリームは何で塗るのがいいのか、美しい仕上がりをかなえるツールについて考えてみましょう。

簡単・手軽に塗るなら「指」

道具なしで手軽に塗りたいときは、指で塗るとよいでしょう。両方の手のひら全体を使ってササッと塗る方法もありますが、手早く仕上がるぶん仕上がりや化粧もちは他の塗り方に劣ってしまいます。BBクリームを顔の数カ所に点おきし、指全体を使ってたたき込みながら塗り広げるとキレイに仕上がります。

立体感と崩れにくさを両立する「スポンジ」

仕上がりの美しさと化粧もちを両立させるなら、スポンジがオススメです。面を使えば広範囲を、角を使うと小鼻のキワや口角もキレイに塗ることができ、細部まで美しく仕上がります。スポンジが余分な油分を吸い取ってくれるので厚塗りにならず、化粧もちもよくなります。

効率とリフトアップを狙うなら「ブラシ」

ブラシは指よりキレイに仕上がり、スポンジよりも無駄なく塗れるツールです。スポンジのように油分を吸わないため、ファンデーションの使用量を抑えることができます。毛穴やフェイスラインなどたるみが気になる部分は、引き上げるように塗るとリフトアップ効果も。ファンデーション専用のブラシを使い、ブラシを寝かせながら薄く塗っていきましょう。

BBクリームの上手な塗り方

BBクリームの塗り方次第でツヤや立体感を出すことも可能です。スポンジを使った上手な塗り方を見てみましょう。

1. 片側の頬の高い位置にBBクリームをのせ、スポンジで頬全体に塗り広げていく2. ファンデーションがついたスポンジで額→あご→目元→鼻→フェイスラインの順に塗り広げる3. スポンジの角を使い、小鼻のキワや口角などの細部もムラなく塗る

頬にたっぷりと塗ることでツヤが生まれ、肌がキレイに見えるように。さらに、2の順番で塗りのばしていくと立体感のある表情になるでしょう。

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