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プロが教える! 転職の面接を成功させるコツ

沖圭祐(キャリアコンサルタント)

いざ転職面接へ!

身だしなみや志望動機などを練れたら、あとは面接を具体的にシミュレーションしていきましょう。面接中の緊張、よく聞かれる質問、逆質問についてポイントをまとめていきますね。

面接中に緊張しない方法

緊張で自分の力を発揮できないというケースもよく耳にします。緊張にはどのように対応していけばいいでしょうか。

緊張=悪いことではない

緊張はよくないものと思うかもしれませんが、実際はそういうわけではありません。緊張している姿を一生懸命な姿だと評価してもらえるケースもあるからです。

緊張しすぎる場合の対処法

とは言っても緊張しすぎて頭が真っ白になったりする場合は工夫が必要です。念入りに準備することに加えて、深呼吸をして落ち着かせる、面接前に行うルーティーンを決めてそれをやる、といった方法があります。

転職の面接でよく聞かれる質問

続いて面接では具体的にどのような質問があるか、確認していきます。基本的には自己PRがメインだと理解しておきましょう。

「自己PRしてください」

オーソドックスな形の質問ですね。このようにいきなり振られることもありますが、「長所を教えてください」「今までの実績を教えてください」などいろいろなパターンがあります。

「今の会社(前職)での仕事内容を教えてください」

転職の面接の場合、質問は今の会社(前職)での仕事内容に関するものに集中する傾向が見られます。仕事内容に関しては仕事の全体像が伝わるよう、わかりやすく説明して、面接官との会話のなかで自己PRにつなげていきましょう。

「キャリアビジョンを教えてください」

女性の場合は、キャリアビジョンに加えて結婚や出産をした際に仕事をどうするかという点もよく聞かれます。

転職面接は逆質問が肝心?

自分から面接官へ質問する逆質問。した方がいいのか迷うかもしれませんが、絶対に必要というわけではありません。会話のキャッチボールのなかで、自然と逆質問ができれば印象はよくなるでしょう。

面接の最後の方に「何か質問はありますか」といった形で面接官から質問するよう促されることもあります。この場合は、事前に質問を準備しておいた方がいいでしょう。ポイントは事前に調べてもわからないことをたずねること。社風を象徴するエピソードや可能性の高い配属先などをたずねるケースが多いですね。

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