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どこが平等だよ!? 女性が社内で感じる「男女差別」・6つ

ファナティック

「男女差別」とは、性別に基づく社会的な差別のことです。一応、現代社会では、働く上で男女の雇用に差をつけることは許されません。しかし、許されてはいないはずなのに、実際の職場では平気で差別をしているところも珍しくない様子。では、女性たちが日々、どんな性差別を職場で感じているのか、お話を聞いてみましょう。

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管理職は男性に

・「出世する人の割合がやはり男性が多いような気がする」(35歳/食品・飲料/その他)

・「保育士をしていますが、この業界でも男女格差はあり、仕事のできるできない関係なく、男性が主任や園長になりがちです」(33歳/学校・教育関連/専門職)

「女性は結婚していつ抜けるかわからないから……」という理由で、能力が高くても責任ある立場を任せてもらえないこともしばしばあります。結婚して、子どもが生まれても働ける制度をきちんと確立してくれているのなら、そんなひどい扱いはされないはず……。

子どものことで休むと……

・「女性は主婦が過半数なので子どもの体調で休みがちになるのは仕方ない事なのに、いちいちため息とかつく男性がいる」(35歳/その他/販売職・サービス系)

・「育児がある人に対して、早く帰ったり遅く出勤したりすることについて、男性が文句たらたら。男性が休暇をとったりすると、いいパパって言われるのに」(30歳/自動車関連/営業職)

子どものことで女性が仕事を休んだり、早退したりしなくてはならないのは、子どもが原因なのではなく、男性のパートナーが協力しないからに他なりません。世の男性たちはそれをわかっていないで、自分は妻に育児を押し付け、ちゃんと仕事をしている気になっているのでしょう。

お給料に格差

・「同じ事務仕事をしているのに男性社員のほうがお給料が多いのを知ったとき」(34歳/その他/その他)

・「給料や待遇が初めから違うこと。女子には制服があるのに男性は自前スーツ」(34歳/不動産/その他)

同じ仕事をしているのに、男女の間で給与に格差を付けることは許されるものではありません。それがまかり通っている会社は、ブラックと言っていいでしょうね。

お茶くみなどを押し付けられる

・「お茶くみ、掃除は自分の仕事ではないと思っている男性がいて、埃があったら先輩にあたる女性社員に埃を取ってと言っていた男性がいた」(31歳/その他/事務系専門職)

・「あまり感じないが、お茶出し等は女性が頼まれることが多い」(29歳/機械・精密機器/事務系専門職)

お茶を入れることも、掃除をすることも、能力的にはなんら男女の間に差はありません。女性だからこそお茶がうまく淹れられる、掃除が細やか、ということはないのに、それをあえて押し付けてくる会社には差別を感じますね。

「女だから」

・「書類を作成するのが遅くなったとき、これだから女はと男性同僚に言われました」(30歳/その他/その他)

・「仕事のできない男性上司で、『女なんだから、文句言わずに、はいって返事してやることやっとけばいいんだよ』と言ったヤツ。死ねと思った」(32歳/小売店/販売職・サービス系)

「女性だから」という理由で能力を低いと判断したり、侮る態度を取ったりすることは、現代社会で決して受け入れられるものではありません。それを理解していない前時代的な人はまだまだいるのです。

女性には優しいけれど……

・「女性は失敗してもあまり怒られないのに、男性だとあたりがキツイ」(35歳/食品・飲料/販売職・サービス系)

・「社長は女性社員には優しいが、男性社員にはキツイ言い方をする」(29歳/その他/販売職・サービス系)

自分に対しては甘いのに、男性社員には厳しい、という差別もありますね。それがうれしい女性もいれば、もやもやしてしまう人も。女性は優しくされることを当たり前と思わずに、精進しないといけませんね。

まとめ

男女の差別はしてはいけない、と叫ばれている世の中でも、本当に差別がなくなっているかというと、そうではありません。多くの女性たちが、職場での差別に耐え、戦っているのです。早く苦しみから解放されるように、本当の意味で差別がなくなってほしいものですね。

(ファナティック)

※画像はイメージです

※『マイナビウーマン』にて2016年11月にWebアンケート。有効回答数218件(25歳~35歳の女性)

※この記事は2016年12月13日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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