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女性が離婚を決意する貯金額ランキング

フォルサ

結婚しても働く女性が多い現状では、妻になっても自分で自由に使えるお金がある女性が多いのではないでしょうか? 子どもの学費やマイホーム資金のためにコツコツ貯金をしていることと思います。あまり考えたくはなくても、結婚前には思いもよらなかった不慮の出来事があって、夫とこれ以上一緒に生活できなくなるということもあるかもしれませんね。そしていざ離婚となった時、自分の手元にあるお金がゼロでは、離婚したくても生活のためにできないということに……。女性のみなさんに、いくらあれば離婚に踏み切れるかを聞いてみました。

Q.自分の貯金がどれぐらいあたら離婚に踏み切れますか?
(5位以下省略)


第1位:300万円以上……76.85%

第2位:0円……5.75%

第3位:100~150万円未満……4.1%

第4位:10万円未満……2.45%
第4位:50~100万円未満……2.45%
第4位:150~200万円未満……2.45%
第4位:200~250万円未満……2.45%
第4位:250~300万円未満……2.45%

全体の約7割が300万円以上という回答でした。そのほかの回答が1割にも満たないことを考えると、ほとんどの女性はそう思っているようです。

第1位 300万円以上

・「子供を引き取るなら、自分の分だけでもお金がないといけないから」(34歳/医療・福祉/専門職)

・「当面の生活費や急な出費にも対応できると思うから」(28歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「1000万くらいないと不安です。一人でギリギリ生活できるくらいしか稼いでないので」(32歳/建設・土木/事務系専門職)

・「現在専業主婦。老後に必要なお金が3,000万円とか言われているので、正直それくらいないと踏みきれないと思う」(31歳/その他/その他)

何かあった時に安心できる金額として、300万円よりも多い金額を想定しているようです。中には1億円以上という回答もありました。専業主婦の場合は、働き口を見つけるまで困らないくらいの余裕がほしいとの声も聞かれました。

第2位 0円

・「お金がなくても我慢できなくなったら。覚悟があれば貯金がなくても平気だと思う」(28歳/建設・土木/事務系専門職)

・「貯金より、相手とどれだけ過ごせないと感じるかによります」(30歳/学校・教育関連/その他)

・「関係ない。今後の生活に対して話し合えるかが重要」(29歳/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)

貯金は離婚に踏み切る理由にはならないという意見です。まとまったお金がなくて、その後の生活に不安を抱えるとわかっていても、我慢して夫と生活する方がつらいということでしょう。

第3位 100~150万円未満

・「1年くらいは切り詰めてなんとか生活できる程度あればできる」(24歳/小売店/事務系専門職)

・「なんとなく生活できそうな感じがする」(33歳/金融・証券/事務系専門職)

離婚したとしても、これだけ貯金があればぎりぎり大丈夫という意見です。子どもに関することが入っていなかったので、子どもがいない場合や、養育費をもらうという前提がついているのかもしれません。

まとめ

離婚するための貯金金額が高額になったのは、その後ひとりで生活していくための不安があるからのようです。結婚を機に、転職・退職して自分で稼げる収入が減っているからかもしれません。貯金を使う目的が前向きなものではないかもしれませんが、いずれにしても、少しずつでも貯金はしておいたほうがいいという結果になりました。

※画像はイメージです

※『マイナビウーマン』にて2016年8月にWebアンケート。有効回答数119件(22歳~35歳の働く女性)

(フォルサ/岩崎弘美)

※この記事は2016年08月25日に公開されたものです

フォルサ

ライティング、編集、DTPまで手がける制作グループです。
“フォルサ”はポルトガル語です。「がんばれ!」と応援する言葉ですが、サポートするという意味もあります。女性の為になる情報を間口を広く扱っていきます。

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