○○チェックもセクハラ!? 女性が職場で感じるセクハラ被害の実態4選
セクハラに対する世間の目はどんどん厳しくなってきていますが、まだまだセクハラに悩まされる女性も少なくないようです。そこで今回は、働く女性にセクハラをされた経験について話を聞いてみました。
飲み会の席でのボディタッチ
・「飲み会で酔った勢いで太ももを触られた」(28歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
・「飲み会のときに上司に抱きつかれた」(25歳/医療・福祉/専門職)
・「社長が飲み会で腰を抱いてくる。嫌だとも言えずにひたすら我慢」(29歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
セクハラも相手が相手だと、なかなかはっきりとNoとは言えませんよね。特に飲み会などの場合、お酒に酔った勢いでつい……ということもあるようです。もちろん、許されることではありませんが。
見た目のことを言われる
・「業者に顔が丸くなった等と言われるのは不愉快」(32歳/金融・証券/専門職)
・「見た目についてあれこれ言ってくる社員がいて、変えられないものなのでどうしようもなく腹が立った」(28歳/ソフトウェア/技術職)
・「私は入社してから太ったので、ムチムチしてるほうがいいと言われたときがあって、お尻や二の腕がいいと言われたときは嫌でした」(24歳/金融・証券/営業職)
相手は褒めているつもりでも、言われた本人が快く思わなければセクハラになってしまう場合も。ただ第三者からみれば、セクハラとは判断しづらいこともあるので難しいですよね。
女性だからと差別される
・「女の子だから~と何かにつけて言われた」(29歳/ソフトウェア/技術職)
・「女性だから、とかやたら言われると不快に感じる」(31歳/その他/事務系専門職)
女の子扱いされるのは、女性として見てもらえているということですから、ある意味ではうれしいことかもしれません。ですが、仕事となると意味が違ってくる場合も。男尊女卑的な意味でとらえてしまうこともありますよね。
服装をチェックされる
・「ちょっといい服を着てると、『デート?』とか言われる」(22歳/自動車関連/秘書・アシスタント職)
・「他店の責任者と挨拶の予定があったので、かっちりした服装、ヘアにして行ったら、上司に『服に露出がなくて色気がないお子さま』と言われた。セクハラだと思う」(28歳/医薬品・化粧品/販売職・サービス系)
服装チェックの場合、セクハラかそうでないかのラインも難しいですよね。褒められるのは気分がいいものですが、そうでない場合は、セクハラとまでは行かなくても不快な気分になってしまいます。
まとめ
セクハラはその線引きが難しいのですが、本人が傷ついたり嫌な気分になれば立派なセクハラ。最近は企業側もセクハラには厳しくなっていますが、まだまだ個人レベルには浸透していない場合も。我慢している女性は一度勇気を出して相談してみてもいいかもしれません。
(ファナティック)
※画像はイメージです
※『マイナビウーマン』にて2016年7月にWebアンケート。有効回答数148件(22歳~35歳の働く女性)
※この記事は2016年08月09日に公開されたものです