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若々しさをキープ! 皮膚科医が教える、「シワ」の原因と対策法って?

石部千晶/六識

顔の「シワ」は、若さの印象を大きく左右する要因のひとつ。年齢とともにシワができるのは避けられないことだとわかってはいるけれど、できるだけ若々しい肌をキープしたいですよね。エステに行かなくても自宅でできるシワ対策はあるのでしょうか? そこで今回は、できやすいシワの種類や原因、また、手軽にできるシワ対策について、渋谷スキンクリニックの院長・吉田貴子先生に教えてもらいました。

Q.肌の「シワ」にまつわる悩みはありますか?

※「マイナビウーマン」調べ。調査日時:2016年6月20日~6月26日、調査人数:119人(22歳~34歳の働く女性)

はじめに、シワに関して悩みがあるか調査したところ、半数以上の人が悩みをもっているという結果に。実際に、どのようなことで悩んでいるのでしょうか。

<肌の「シワ」にまつわる悩みって?>

■目元に細かいシワが出現!

・「目頭のシワが目立って、目元に年齢を感じるようになってきた」(27歳/建設・土木/秘書・アシスタント職)
・「夕方になると、目の下にある細かいシワにメイクが入りこんでしまう」(27歳/金融・証券/営業職)

多かったのが、目元のシワが気になるという意見。目元のシワが目立つと、歳を感じるだけでなく、疲れた印象になってしまいますよね。

■ほうれい線がくっきり……

・「年齢とともにほうれい線が目立つように……」(27歳/建設・土木/技術職)
・「夜勤ばかりしていた時から、ほうれい線が出てきた」(32歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

目元と同じくらい悩んでいる人が多かったのが、ほうれい線。「電車の窓に映った自分の顔を見て、ほうれい線の深さにギョッとした」なんて経験をした人も多いのでは?

■表情によるシワが刻まれた!?

・「笑うと薄いシワが見えてきた」(29歳/医薬品・化粧品/秘書・アシスタント職)
・「怒ってばかりいたら、おでこにシワができた」(31歳/運輸・倉庫/技術職)

笑ったり怒ったり、自分がよくする表情によってできてしまうシワもあるようです。普段怒りっぽい人は、将来おでこや眉間にシワができてしまう可能性大? いますぐ気をつけたほうがよさそうです。

<皮膚科医に聞く、シワができるメカニズム(原因)と対策法>

一概にシワといっても、悩んでいるパーツは人それぞれ。パーツごとに、効果的な対策はあるのでしょうか? そこで、シワの種類や原因、シワを防ぐセルフケア方法を、吉田貴子先生に教えてもらいました。

■目元のシワやほうれい線……。気になるシワの原因は?

吉田先生「シワの主な原因として、加齢による肌のたるみや、乾燥、表情のクセなどが考えられます。たとえばほうれい線は、“たるみ”が主な原因です。肌を持ち上げる力がなくなって、シワが深くなってしまうんです。ほかにも、紫外線や喫煙もほうれい線を濃くする原因として考えられます。紫外線を浴びたり、煙草を吸うことで、肌の老化が進み、結果としてほうれい線が目立つようになってしまいます

目元や口元の小ジワの原因は、乾燥です。肌のうるおいがなくなると、細かいシワが出てきてしまいます。ちりめんジワといわれています。目元のシワの中でも“笑いジワ”は、乾燥に加え、表情のクセも原因になってきます。笑ったときにいつも同じところにシワができるので、それが積み重なって皮膚にクセができ、濃いシワになってしまうんです。また、目の下から斜め上方向にできる笑いジワは、ハリの低下による“たるみ”が原因といえますね。

首元のシワは、寝ているとき首が曲がりすぎていたり、デスクワークやスマホを触るときなど、いつもうつむき加減の同じ姿勢になってしまっていたりすることが、主な原因と考えられます」

■シワは、対策して“作らない”ことが大事!

吉田先生「残念ながら、一度できてしまった深いシワを完全になくすことはできません。加齢による肌のたるみは避けられませんが、しっかりケアをしたり、肌の劣化を促進させることはやめるなどして、影響をおさえられるようにしていきましょう

シワの対策として第一にやっていただきたいのが、保湿を徹底すること。化粧水しか使用していないという人は、うるおいを逃がさないように、乳液やクリームを使ってフタをするようにしましょう。保湿に加え、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンA、アスタキサンチン、ケイ素、フラーレンなどを含んだ美容液を使用するのがベストです。

首元のシワは、同じ姿勢を長時間しないように心がけてみてください。枕が高すぎるのもよくないので、枕の高さもチェックしてくださいね。化粧水や美容液を首にもつけて、保湿をするのもいいですね。

紫外線も日焼けの積み重ねでシワに大きな影響を与えるので、日焼け止めクリームやサングラスなど、紫外線対策をしっかり行いましょう。そして喫煙者は、将来の肌のためにも煙草をやめることを強くおすすめします。吸わない人も、煙を浴びるだけでも肌によくない影響が多くあることがわかっています。徹底して煙草の煙は浴びないように注意してください。

顔の筋肉を鍛えるという点、むくみを取るという点で、顔の運動やマッサージもたるみ予防に効果があります。眉間のシワは、しかめっ面をしてしまうことが原因なので、頻繁にそのような表情をしていなければできることはありません。心当たりがある人は、表情に気をつけてみてくださいね」

<さいごに>

加齢によるシワは仕方がないけれど、生活習慣やスキンケアで気をつけられることはたくさんあるんですね。しかも、普段使っているものを変えたり、日常でちょっと意識すればできそうなことばかり。いまできることをやる人とやらない人とでは、きっと数年後の肌に大きな差が……! 「あのときやっておけば」なんて後悔しないように、毎日のケアをしっかり行いましょう。

吉田貴子先生
皮膚科・美容皮膚科医。2004年に渋谷スキンクリニックを開業。一般皮膚科と美容皮膚科を開設し、あらゆる肌の悩みに向き合っている。なかでもニキビ治療を得意とする。また、肌トラブルだけでなく、ダイエットやアンチエイジング、発毛治療など、美容にまつわるさまざまな悩みに対応してくれる。テレビや雑誌などのメディアでも活躍中。

(取材協力:吉田貴子、文:石部千晶/六識)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.06.21)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

石部千晶/六識

「こんな情報がほしかった!と思ってもらえるような情報をお届けしたい」という想いから、舞台照明の仕事を経てライターに転職。昔から書くことが好きで、小学生のころから日記を書きためている。現在は、主にグルメや旅をテーマにした取材・執筆を行う。プライベートでは動物との触れ合いが何より好きで、牧場に行ってはムツゴロウさんのようになっている。

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