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コラム デート・カップル

【妖怪女ウォッチ】File09: 恋愛占いダウジング女子

ぱぷりこ

「自分は普通の常識人」それは認知の歪みです! 私も妖怪、あなたも妖怪、みんな妖怪。分析妖怪ぱぷりこが、恋するアラサー女子の中に潜む「妖怪女」の特徴、思考回路、進化予想、お祓い方法を解説します。楽しくウォッチして、必要ならば供養しましょう。

分析妖怪ぱぷりこが、恋するアラサー女子の中に潜む「妖怪女」の特徴、思考回路、進化予想、お祓い方法を解説します。楽しくウォッチして、必要ならば供養しましょう。第9回は「恋愛占いダウジング女子」が登場です。

■「恋愛占いダウジング女子」の基本スペック

●分類群

スピリチュアル目 受け身科

●危険度

★★★☆☆

●特技

結婚相手を占いで探そうとする、占いへの課金、パワースポット巡り

●生息地

事務職、サポート、経理など、きっちり漏れ抜けない作業が求められる職種

●生息地における遭遇率

15~20%

●特性

・自己評価は「普通」。日々の生活に大きな変化・ハプニングがない
・技術サポート、経理など、しっかりきっちり漏れ抜けない作業が求められる職種。
・仕事場で関わる異性が少ない
・仕事・友人たちの評価は「真面目」「堅実」「おとなしい」「マイペース」
・社交好きなタイプではなく、交友関係が狭い
・受験・就職活動ではそこそこ満足する結果を出している
・貯蓄は頑張らなくてもできるほう
・資格試験が好き
・実家暮らしが多い。親との仲は良好
・流行に疎い
・女らしい格好への罪悪感や拒否感がある
・自分は普通なので、普通に結婚するものだと思っている
・が、彼氏は数年いない、もしくは年齢=彼氏なし
・恋愛は受け身の姿勢。告白は「されるものだ」と思っている

■詳しい生態

占いダウジング女子は、恋愛相手・結婚相手を占いで探そうとするタイプです。「いつ結婚できますか?」といったオーソドックスな質問から「運命の相手の容姿はどんなものですか」「どこで出会えますか」といったより詳細を求める質問まで、占いに行っては質問しまくります。占い課金のほか、休日には東京大神宮などの恋愛に強い神社仏閣へのお参り、パワースポット巡りも当たり前。

これらのスピリチュアルアクションの目的は「恋人が欲しい」「結婚したい」ですが、これらの行動には、現実の男性の影は出てきません。

なぜ彼女たちが具体的に合コンや婚活ではなく、占いやパワースポット巡りに「時間」と「お金」というアラサー女にとって最も貴重なリソースをぶっこむかというと、それが彼女たちにとって最も楽な方法だからです。

占いダウジング女子は、自己PRや「私はこうだと思いまあす!」といった自己主張が苦手で、着飾ることもあまり興味がありません。そのため、合コンや婚活といった戦場が苦手。「ガツガツしてるから好きじゃない」「もっと自然な出会いがいい」などと言ってこれらの出会いの場を避けます。

さらに親世代や周りを見て、「自分は特別な才能はなく、仕事にぶっ込んでいるわけでもない。平凡で普通だから、普通に結婚するだろう」と楽観的に考えています。

ですが、ここが大きな間違いです。総務省の国勢調査(平成22年)によれば、25~29歳の女性未婚率は31.2%で、3人に1人が未婚です。一方、親世代は皆婚時代だったため、既婚率は90%を超えていました。

占いダウジング女子は50年前のデータを見て「自分も結婚できる」と思っていて、自分からは何も恋愛・結婚に結びつく行動をしません。受験・就活のように、「結婚」という大きなイベントが向こうから勝手にやってきて、スケジュールとタスクを与えられるだろう、と考えている傾向があります。

なまじ「与えられたタスクをこなす」ことに長けている分、「結婚が向こうから来たら自分はできる」という自信があるため、厄介です。現実には未婚率はどんどん上昇しており、もはや受け身のままでは結婚できなくなっています。

占いダウジング女子がこの厳しい現実に気づくのはアラサーになってから。20代前半の頃は「いつか恋人ができる」「いつか結婚できる」と楽観的に構えて、決断を先延ばしにすることができますが、アラサーで周りがどんどん結婚していくと「あれ? なんで結婚できないの?」と焦りだします。

そこでたどり着くのが占いです。占いは、お金を払えば「結婚できるよ」という希望と「こういう行動をすれば運命の出会いがやってきてくれるよ」というタスクとスケジュールを与えてくれるから。自分たちが得意な受験・就活・資格勉強のような「マニュアル」を、占いに求めに行くわけです。

ですが、占いで結婚相手は見つけられません。恋愛・結婚をしたいなら、異性と会うべきです。当然、恋活・婚活ははかどらず、ますます不安が募り、占いに重課金していく…という負のループにはまります。

■見つけ方

会社の中で自分の意見を求められない職種、作業フローがしっかり決まっている職種の中で見つけられます。その中でも実家暮らし、恋人がいるという話を聞いたことがない人、服装が地味で流行っぽくない人、趣味が国内旅行(パワースポット巡りのことを彼女たちは国内旅行と呼ぶ)、もうすぐアラサーという条件のうち2つ以上が当てはまる人は、占い依存女子の可能性があります。特に、社内の人と飲みに行ったり、自分の話をしたがらないミステリアスな人は確率が高いです。

見つけ方は、恋愛話をするのが手っ取り早いですが、占い依存女子タイプは交友関係があまり広くなく、自分のプライベートをしたがらない傾向があるため、いきなり話題を振ってもうまくいかないことが多いです。もともと仲がいいか、あるいは彼女たちの信頼を得るためにじっくりとした付き合いが必要です。

■妖怪化を防ぐ方法

「占いに課金するのをやめろ」という一言で済まないのが、占いダウジング女子の難しいところです。依存する人は「不安」があるから依存するので、まずは不安を見つめて解決しなければなりません。

原因の「不安」を分解すると「あらかじめ出来上がっているマニュアルとレールがないと動けない」「自分の意思決定がない」「今は21世紀で親世代とは違うということを知らない」の3点に集約できます。

最も簡単な予防方法は「現状を知る」こと。「普通に結婚できるだろう」と思っている女性たちはまず自分のその根拠のない楽観主義をぶっ壊しましょう。「皆婚」は昭和の出来事です。『婚活時代』などの本や結婚に関する統計データ(21世紀のものじゃないとダメですよ!)を読み「結婚はもはや当たり前のことではない」と知ることが第一歩です。

次に知るべきは「タスクをこなしていれば結婚できる、というマニュアルとレールは存在しない」こと。これもまた昭和の遺物です。10年前に消費期限が切れている乾パンのようなものです。即廃棄!

もはや結婚は普通のことではなく、結婚するためには意思決定と行動が求められます。この「意思決定」と「行動」が占いダウジング女子に進化することを予防する一番の策です。ですが、占いダウジング女子はこの2つがとても苦手。苦手なことをしてまで結婚したいのか、何のために結婚したいのかをまず考え、それでも結婚したいなら、苦手なことを克服するために即行動することです。

「自分の”普通”は昭和の”普通”! 今は泣く子も黙る21世紀! 結婚したいなら、占いやめて統計データ!」
をパワーストーンに刻み込み、朝昼晩に詠唱することをおススメします。

(文:ぱぷりこ イラスト:ほそえあみ/OFFICE-SANGA)

★次回は7月7日(木)逢魔時※17時に更新予定です。お楽しみに!

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