ジェネギャ難しい! その曲歌えない! 職場のあるあるジェネギャ4選
社会人経験も長くなると、先輩上司といった上の世代だけでなく、多くの後輩たちと接する機会も増えて、世代間の違いを実感することもありますよね。正直、自分には理解できないような感覚に驚くこともあるでしょう。職場でジェネレーションギャップを感じたエピソードを、働く女性たちに教えてもらいました。
時代を象徴するはやりもの
・「学生時代に流行った曲や有名な歌手を後輩が知らないときはギャップを感じます」(35歳/食品・飲料/事務系専門職)
・「歓送迎会や忘年会などでカラオケを歌うとき。選ぶ曲でジェネレーションギャップを感じる」(30歳/ホテル・旅行・アミューズメント/秘書・アシスタント職)
はやりものは時代を象徴する要素になりますが、もっとも顕著に表れるのが音楽ではないでしょうか。場を盛り上げようと張り切って歌ったのに、盛り上がっているのは自分と同世代だけというのもよくある話です。
忘れられないバブルの魅力
・「上司が若いころの、バブル時代の話をするとき。お金の使い方が今の人とは全く違うと感じた」(24歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
・「上司とは二回り近く離れているのですが、バブル期の話や90年代前半などの、あの頃はよかった話を聞かされる」(28歳/小売店/販売職・サービス系)
日本にも就職で悩むこともなく、給料が安いと嘆くこともなく、欲しいものをバンバン買える夢のような時代がありました。毎日がキラキラと輝いていたあの頃、戻りたいと思うのも無理はないかもしれませんね。
愛社精神の性質がちがう
・「自分は、上から人件費削減・無駄な残業はするなと言われてきたので、仕方のないとき以外は切り上げて定時で帰るが、今する必要のない事までやって、残業する事がむしろ美徳のような感覚の先輩がいる」(35歳/医療・福祉/秘書・アシスタント職)
・「飲んでいるところに今すぐ来いと言われる。片道50分かかるので嫌だと伝えると、俺が若いころは行ったと言われる」(27歳/情報・IT/技術職)
長時間会社にいて仕事をして、仕事の人間関係を大切にするのが愛社精神だと思っている世代も、人件費がかからないよう手早く仕事を片付けて、自分の時間を大切にするのが愛社精神だと思っている世代も、間違ってはいないのです。ただ方向性がちがうだけなのです。
そもそも教育からしてちがう
・「医療の世界は日進月歩なので、自分が学生時代や新人のときに倣っていたことが今では全然通用しなかったり、逆に自分の母と同じ年代の先輩方からの話を聞くと、それって明らかに間違っているじゃん!って思うことがある」(31歳/医療・福祉/専門職)
・「ゆとりは、円周率を約3で教わったらしい。後はブラインドタッチができないとか。ワード、エクセル基本のオフィスソフトを知らないとか」(33歳/医療・福祉/その他)
一昔前は当たり前だと思われていたことが、今では間違いだと認識されている事例は多々あります。そもそも教育がちがうので、どちらが正しいと議論したところでどうにもなりません。人は今現在、正しいとされていることを正しいと思って生きるしかないのかもしれません。
まとめ
組織にはさまざまな世代の人が在籍し、協力して仕事をこなしていきます。世代がちがえば、お金や仕事に対する考え方に違いがあって当然。問題は自分の価値観を押し付けたり、それが「常識」と決めつけて相手を非難することです。「こんな考えや感性もあるんだな」と相手を理解する心の余裕を持ちたいものですね。
(ファナティック)
※画像はイメージです
※マイナビウーマン調べ(2016年5月にWebアンケート。有効回答数204件。25歳~35歳の社会人女性)
※この記事は2016年06月29日に公開されたものです