【男女のちがい】「引っ張ってくれる」「自分がいないとダメ」「対等でいられる」結婚するならどれ?
昔は、男性は外に出て働き、女性は家庭を守るという夫婦の役割が一般的と思われていましたが、昨今ではさまざまな夫婦のあり方が認められつつある時代へと変化してきています。夫婦の力関係に対する考え方には、男女でどのようなちがいがあるのでしょう。社会人の男女に聞いてみました。
Q.結婚したいのは、どのタイプの異性ですか?
【女性】
自分を引っ張っていくような異性……37.3%
自分がいないとダメな異性……4.1%
対等な関係でいられる異性……58.5%
【男性】
自分を引っ張っていくような異性……16.1%
自分がいないとダメな異性……17.2%
対等な関係でいられる異性……66.7%
男女とも、対等な関係を望む人が多い一方、男性のほうが若干、自分が主軸となって夫婦生活を送りたいと考えている人が多いようです。それぞれの理由を男女別に見てみましょう。
【女性】
■「自分を引っ張っていくような異性」と回答した女性の意見
・「一緒にぐだぐだされたり、なんでも人任せにするタイプは私がイライラしてしまって長く続かない」(33歳/建設・土木/その他)
・「結婚はいろいろな場面で決断しなければならないことがたくさんある。そのときに引っ張って決断してもらわないと不安になるから」(28歳/金融・証券/専門職)
実際に生活していく上では、頼りになる旦那さんのほうがいいという意見です。いざというときに守ってくれる旦那さんなら安心して結婚生活を送れそうですね。
■「自分がいないとダメな異性」と回答した女性の意見
・「昔から世話焼きな体質だから仕方ない」(28歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「女性が強いほうがうまくいくとよく聞くから」(29歳/その他/その他)
姉御肌の女性に多いタイプかもしれませんね。結婚式のスピーチなどで、年配の男性が「奥さんの言うことには文句を言わずに従うこと」なんてアドバイスをしていることもありますが、あながちうそではないかもしれません。
■「対等な関係でいられる異性」と回答した女性の意見
・「それぞれ得意不得意があると思うから、できるとこに力を出せればいいと思う」(28歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「同じペースで歩めるのが何十年も一緒にいる上で必要だと思う。引っ張られたい人と引っ張りたい人と、対等がいい人同士、それぞれが合えぱ正解はない」(31歳/金融・証券/販売職・サービス系)
男女平等が声高に叫ばれる現代においては、夫婦の協力は必要不可欠。どちらかに依存するのではなく、お互いがお互いを支える関係が理想かもしれませんね。
【男性】
■「自分を引っ張っていくような異性」と回答した男性の意見
・「引っ張っていくような勝ち気な子は、がんばり屋さんだし、奥さんにぴったり」(28歳/その他/技術職)
・「自分がだらしない人間なので、引っ張ってもらわないと進まない」(34歳/その他/販売職・サービス系)
内助の功とはよく言ったもの。男性が表の舞台で活躍するためには、しっかり者の女性が舞台裏を仕切る必要があります。奥さんとしてとてもいい仕事をしてくれそうですね。
■「自分がいないとダメな異性」と回答した男性の意見
・「自分のことだけを見ていてくれるほうが安心できるから」(34歳/医療・福祉・事務系専門職)
・「自分の立ち位置を確保したいと思うので」(34歳/医療・福祉/事務系専門職)
常に奥さんから尊敬され、愛されているほうが安心という意見です。家庭内での自分のポジションに困ることもないでしょう。休日も堂々と自由な時間を過ごせそうですね。
■「対等な関係でいられる異性」と回答した男性の意見
・「結婚して思ったのは、相手に依存しすぎていてもダメだし、興味がなさすぎてもダメだし、どちらも悲惨な結末を迎える気がする。適度な距離感と、相手を敬う気持ちが大切だと思います」(33歳/情報・IT/クリエイティブ職)
・「家族の中で上下関係があるのに違和感」(35歳/自動車関連/その他)
結婚生活にはお互いの理解と協力が必要です。みんな同じ立ち位置で、必要とあらばお互いを助ける家族を築きたいと考える男性が多いようです。
まとめ
結婚は他人同士が一つ屋根の下に住むという、思っているよりもずっとハードルが高いものです。いい夫婦関係を築くには、2人の理想とする夫婦像が一致することが大切です。夫婦のあり方に正解はありませんが、相手の理想を理解するよう努めたいですね。
(ファナティック)
※画像はイメージです
※『マイナビウーマン』にて2016年6月にWebアンケート。有効回答数女性193件男性180件(25歳~38歳の働く男女)
※この記事は2016年06月25日に公開されたものです