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妊娠中の仕事はいつまでしていた? ワーママ400人のリアルボイス

フォルサ

働く女性が妊娠した場合、仕事をいつまで続けるか悩むかもしれません。特に初産だといつまで働き、いつから産休を取ればいいか迷うことでしょう。今回は20~30代の働くママ408名を対象にアンケートを実施。調査結果を元にした妊娠後のお仕事事情をひも解いていきます。

 働く女性の中には、妊娠中も仕事を続けている人が多く見られます。しかし、周期が進むにつれておなかも大きくなっていくし、無理はできませんよね。

みなさんは、妊娠してからどれぐらいまで働くものなのでしょうか?

今回は、アンケート結果をもとにした妊娠後の仕事事情をご紹介します。

Q.妊娠してからいつまで働いていましたか?

・妊娠9カ月……33.15%
・妊娠8カ月……25.35%
・妊娠10カ月……12.4%
・妊娠3カ月未満……8.25%
・妊娠7カ月……5.85%
・妊娠6カ月……5.6%
・妊娠4カ月……3.65%
・妊娠5カ月……2.9%
・妊娠3カ月……2.65%

もっとも多いのは、妊娠8カ月~9カ月で約6割を占めています。一方で、妊娠10カ月と臨月まで働いていた女性も1割以上いました。

妊娠3カ月未満

「つわりがひどくなった」(37歳/運輸・倉庫/事務系専門職)

「医者の指示で仕事をストップした」(31歳/食品・飲料/販売職・サービス系)

「子どもができたらやめるつもりだった」(37歳/機械・精密機器/その他)

妊娠5カ月

「マタハラに耐えられず退職した」(30歳/医療・福祉/専門職)

「出血したため」(35歳/医療・福祉/専門職)

妊娠初期で仕事を辞めた理由としては、つわりがひどく仕事を続けることが難しかったり、切迫流産の可能性が高いため、安静でいる必要ができたことが多く挙げられました。中には職場でマタハラを受けた、なんていうママも。

妊娠6カ月

「電車がきつくなってきたから」(36歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

「次の雇用者が見つかったから」(39歳/学校・教育関連/秘書・アシスタント職

妊娠7カ月

「おなかが大きくなってきて恥ずかしかった」(38歳/その他/販売職・サービス系)

「つらくなってきたタイミングで仕事を辞めた」(39歳/医療・福祉/専門職)

妊娠8カ月

「前置胎盤で緊急入院のため」(31歳/医療・福祉/専門職)

おなかが大きいのは恥ずかしいという回答は、接客業ならでは。また、職場に行くための通勤手段に耐えられなくなったり、体調の変化により辞めたという意見もありました。

妊娠9カ月

「産休が6週間だった」(36歳/学校・教育関連/事務系専門職)

「産休手当をもらうより、働いた方がお金がもらえたから」(29歳/食品・飲料/その他)

妊娠10カ月

「家にいても特にやることがないし、私体調に合わせて行ったり休んだりと強制ではなく、優しくしてくれたから」(34歳/機械・精密機器/その他)

「経済面を考えて」(38歳/医療・福祉/専門職)

臨月まで働いていた女性には、「体調が良かった」「働きたかった」「経済面で……」などといった自主的な意見が多く見られました。中には、周囲のサポートのもと働きやすい環境にあったという人も。一方で、職場から休むことを拒否されてやむなく働いていたという声もありました。

妊娠中はいつまで仕事をするかよく検討して

仕事を続ける期間は人それぞれですが、無理は禁物。母体に異常がある場合などには、すぐに休む必要が出てきます。

働くことも大事ですが、自分の体や赤ちゃんを労わることも忘れずに。

(池亀日名子/フォルサ)

マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年5月30日~5月31日
調査人数:408人(22歳~39歳の女性)
※画像はイメージです

※この記事は2016年06月12日に公開されたものです

フォルサ

ライティング、編集、DTPまで手がける制作グループです。
“フォルサ”はポルトガル語です。「がんばれ!」と応援する言葉ですが、サポートするという意味もあります。女性の為になる情報を間口を広く扱っていきます。

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