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【PC時短塾6】意外と知らない! 文章入力をよりスピーディにするための時短技

古作光徳

「毎日、微妙に仕事が残ってプチ残業をしなくちゃならない……」。そんな経験をしたことはありませんか? いまや、ほとんどのお仕事はパソコン内で解決すると言ってもいいでしょう。だからこそ、“ちょっとした時短テク”を使いこなして仕事をより効率的にこなしたいものですね。そこで、仕事を早く終わらせてアフターファイブを満喫するために覚えておきたいパソコンやスマホの時短テクをご紹介します!

WordやExcelなどで資料作成をしているとき、「あとちょっと入力がスピーディなら早く仕事が終わるのに……」と思ったことはありませんか? 実は、ちょっとした小技を駆使することでタイピング速度が多少遅くても文書の作成時間を短縮することができるのです! そこで、今回はそんな文章入力に役立つ小技を紹介したいと思います。

誤変換してしまった文字を再変換する

「再変換」キー

入力ミスしてしまった場合、「Back Space」キーを使って文字を削除し、改めて入力しなおすケースがあります。しかし、入力した文字そのものが間違っていない漢字などの“誤変換”の場合は、該当する文字を選択して「再変換」キーを押すことで変換しなおすことができます。意外と知られていない機能ですが、再入力の手間が省けるので時間短縮につながります。

再変換ボタンはスペースキーの右側にあることがほとんどです。キーボードによっては記号で表示されることもあります。

再変換ボタンはスペースキーの右側にあることがほとんどです。キーボードによっては記号で表示されることもあります。

変換ミスしてしまった文章を選択して「再変換」キーを押すと再び変換を行うことができます。

変換ミスしてしまった文章を選択して「再変換」キーを押すと再び変換を行うことができます。

●誤入力してしまった文字を一括で直す

文書作成が完了したあと、スペルや固有名詞名の入力ミスが判明した場合、ひとつひとつ直すのは面倒な作業となります。そんな場合は「置換」機能を利用して誤った文字を正しい文字に一括変換すれば、修正の手間が省けます!

間違って入力してしまった単語を選択して「ホーム」リボンにある「置換」をクリックします。「検索する文字列」に誤って入力した単語、「置換後の文字列」に置き換える単語を入力して「すべて置換」をクリックすれば一括変換されます。

間違って入力してしまった単語を選択して「ホーム」リボンにある「置換」をクリックします。「検索する文字列」に誤って入力した単語、「置換後の文字列」に置き換える単語を入力して「すべて置換」をクリックすれば一括変換されます。

コピーするドラッグ操作を減らす

作成した文章などをコピーするとき、ドラッグ操作で範囲を選択していくとクリックしたままマウスを動かすことになります。回数が多くなれば、疲れるだけでなく腱鞘炎などの原因にもなります。そんな時は、コピーしたい範囲の始点にカーソルを合わせ、マウスのポインタだけ範囲の終点まで持っていき、「Shift」キーを押しながらクリックしてみましょう。すると始点と終点までの間にある文章が選択されます。何度もコピー&ペーストを繰り返す場合に活用すると仕事のスピードアップにも繋がります!

コピーしたい文章の始点をクリックしてカーソルを表示させます。そのうえで終点となる位置にマウスのポインタを移動します。

コピーしたい文章の始点をクリックしてカーソルを表示させます。そのうえで終点となる位置にマウスのポインタを移動します。

「Shift」キーを押しながらクリックすると範囲選択ができます。

「Shift」キーを押しながらクリックすると範囲選択ができます。

まとめ

今回紹介したテクニックは、使い慣れると便利ですが、意外と知られていないものをセレクトしてみました。効率的に文書を作成してノー残業を目指しましょう! 次回は、パソコンそのものの速度を少しアップさせるためのメンテナンステクニックをご紹介したいと思います。お楽しみに!

(古作光徳)

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※この記事は2016年05月12日に公開されたものです

古作光徳

フリーランス編集&ライター。パソコン関連誌の編集部を経て、2006年にライターとして独立。主にパソコンやスマホ、家電関連誌などを中心に活動。クルマや自転車、将棋など趣味関連の媒体も担当する雑食系。共著『Windows 10 完全活用マニュアル』(そしむ)、『MacBook Air & Pro OS X El Capitan 対応』(ソシム)など。

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