新卒は必見! 歓迎会で部長クラスに気に入られるカラオケ曲とは?
オークローンマーケティングは、首都圏の30〜60代の男性会社員を対象に、社内コミュニケーションに関する意識調査を実施した。同調査の調査期間は2016年2月で、有効回答者数は400名。
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上司・先輩とのコミュニケーションの中で苦手なのは「カラオケ」「ゴルフ」
職場における上司・先輩とのコミュニケーションに関する苦手意識を尋ねた、一般社員の47.9%が「やや苦手」、6.6%が「非常に苦手」と回答した。一方、役員クラスでは28.5%、経営者では23.1%と、役職が上がるにつれて苦手意識を持つ人が少なくなるという結果も出ている。
次に、上司・先輩とのコミュニケーションの中でも、特に苦手意識が強いものについて聞いた。「飲み会」「ランチ」が苦手と回答したのは約半数だったが、「カラオケ」は66.8%、「ゴルフ」は80.8%、「麻雀」は78.1%が苦手と答えている。
カラオケが苦手な理由「何を歌えばいいのか……」
カラオケでのコミュニケーションが苦手と回答した人にその理由をたずねたところ、「何を歌えばよいかわからない」(40.8%)が最も多くの回答を集めた。そのほかにも、「上司・先輩が歌っている曲が分からず盛り上がれない」(16.9%)、「最近のヒット曲を歌っても上司・先輩が知らなさそう」(10.9%)などの回答もあり、上司・部下間でのジェネレーションギャップが苦手意識の原因として考えられる。
上司とカラオケに行ったことがある人274名を対象に、カラオケに行った後の上司との関係を尋ねたところ、66.4%と多くの人が「特に変化はない」との回答だった。しかし、「話しやすくなった」(21.1%)、「相談しやすくなった」(12.1%)、「信頼されるようになった」(7.7%)など、その後の関係が良好になったという回答も見られた。
カラオケがきっかけで昇格・出世に繋がると感じたことがあるかどうかをたずねたところ、一般社員では3%だったのに対し、役員クラスでは14.3%、経営者では15.4%と、役職の高い人ほど、有効的であると回答する人が多い傾向があった。上司との良好な関係を構築することで、実際に出世に繋がった人は、少なからずいるようだ。
部長クラス以上の人は「80年代のヒット曲」を歌うと喜ぶ!?
役職が部長クラス以上の人を対象に部下が歌ってくれたら嬉しい曲をたずねたところ、「80年代のヒット曲」と答えた人が47.9%で最も多かった。次いで、43.8%が「90年代ヒット曲」、31.3%が「70年代ヒット曲」、25.0%が「いわゆる昭和の名曲」と、「最新のJ-POP」よりも昔にヒットした楽曲が好まれていることがわかった。
部下に懐メロを歌って欲しい上司を対象に、実際に歌って欲しい歌手・曲をきいたところ、歌って欲しい歌手では「テレサ・テン」(45.6%)、一緒に歌いたい楽曲では、石原裕次郎&牧村旬子の「銀座の恋の物語」と、ロス・インディオス&シルヴィアの「別れても好きな人」がそれぞれ37.8%で1位となった。
(フォルサ)
※この記事は2016年04月05日に公開されたものです