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当てはまったら要注意! “貯まらない女”の5つの生活習慣

齋藤純子

ムダ遣いしているわけじゃないのに、なぜかお金が貯まらない……。そんな悩みは無意識の生活習慣が原因かもしれません。特に、一見お金と関係なさそうな習慣は気づきにくいので要注意! 『お金持ちになる女はどっち?』(花輪陽子著・PHP研究所)から“貯まらない女”がやってしまいがちな、5つの生活習慣を紹介します。自分が当てはまっていないか注意してみましょう。

(1)お財布には必要最低限のお金しか入れない

お財布に入れるお金を少なくするのは、いかにも節約になりそうです。でも、実は必要最低限のお金しか入れておかないと、結果として頻繁にATMに走ることになりかねません。「急なランチミーティングが入ったから」「帰りにドラッグストアに寄る用事があったから」と、ちょこちょこお金を引き出していると、金銭感覚がマヒしやすくなります。しかも、ATMの手数料もバカになりません。曜日や時間や預金残高、利用回数によっても異なりますが、1回200円以上かかることもあるのです。また、しょっちゅうATMに並ぶのは時間のムダでもあります。マイナビウーマン世代の働く女子がお財布に入れておきたい金額の目安は約3万円。財布のひもをしっかり引き締めながら、賢く使っていきましょう。

(2)帰宅後、バッグの中身を出さない

仕事で毎日同じバッグを使っているなら、中身はそのままにしておくほうが合理的なように思えます。でも、じつはこの”入れっぱなし”がクセモノです。バッグには、小腹がすいた時買ったお菓子の袋から、街頭でもらったティッシュまで、実にさまざまなものが入っています。いらないものをため込むと、必要なとき必要なものがなかなか見つからない原因になります。その結果、本来買わなくてもいいメモやボールペンを近くのコンビニなどで買い足すなど、ムダな出費が生じることに。1日1回バッグの中を全部出す習慣をつければ、自然と荷物はスリム化し、重複買いのリスクも回避できます。ちなみに、バッグが軽くなると体の負担も減るので、マッサージ代などの節約にもつながります。

(3)コスメやサプリの試供品を取っておく

タダでもらえる試供品は節約の定番。でも、使い切れずため込むのはむしろ、貯まらない女の特徴だそう。特に「いつか使うかも」と、いくつもの試供品をストックしている人は要注意。ショップの袋やスーパーのレジ袋などもため込んでいませんか? 使わないものを大量に持っているのは、収納スペースのムダ使い。いらないモノを置くために家賃を払っているようなものです。すぐ使えそうなものだけ選んで、化粧ポーチに入れて。使う予定が思いつかないものは、この機会に思いきって処分しましょう。

(4)バーゲンセールを積極的に利用する

定価で買うよりも、バーゲンセールでゲットするほうがお得というのは、思い込みにすぎないそう。というのも、バーゲンセールでは「安いから今のうちにまとめて買っておこう」という心理が働き、必要のないものまで買ってしまうのです。特に気をつけたいのが「3点買えば、1点無料」などの、まとめ買いによる割引。欲しくないものまで買うのはムダ使い以外の何ものでもありません。「欲しいものが安くなっていたときだけ」とルールを決めたり、バーゲンセール用の予算を決め、範囲内でのやりくりするのがコツです。

(5)銀行口座はひとつだけ

給与口座をいくつも持ちすぎると、支出の全体像が把握しづらくなります。かといって、ひとつしかないのも、考えものだとか。銀行口座がひとつしかないと、貯金しようと思っても生活費との線びきが曖昧になります。思わぬ出費があった月は、貯金分として取っておいたはずのお金につい手をつけてしまうかもしれません。まずは日々の生活費をやりくりする口座と、貯めるための口座を分けましょう。2つの口座を使い分けることに慣れたら、新たなにボーナスなどの臨時収入を貯めるための3つめの銀行口座を作ります。旅行などのまとまった費用を計画的に貯めておくのにも便利です。

まとめ

さて、5つの「貯まらない習慣」のうち、いくつ当てはまりましたか? まったく当てはまらなかったという人は、着実に“貯まる女”への道を歩んでいます。その調子でがんばってください。もし「貯まらない」生活習慣がたくさんあった……! という場合も大丈夫。無意識の習慣に気づくことが最初の一歩です。今日から貯まらない習慣は封印! “貯まる女”を目指しましょう。

(齋藤純子+ガールズ健康ラボ)

(参考書籍)

『お金持ちになる女はどっち?』(花輪陽子/PHP研究所)
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-82867-1

お金を遠ざけしまう選択とその解消方法を伝授。また、転職、結婚のタイミング、結婚後の働くスタイルなど、人生の選択で変わってくるメリット・デメリットも紹介する。自分の金銭感覚がわかるチャートテストも。

 

 

※この記事は2016年03月24日に公開されたものです

齋藤純子

フリーライター。ガールズ健康ラボ所属。ムック『ほんとうに効く! 冷え退治バイブル』(扶桑社)にライターとして参加。東京下町生まれ。食品商社営業企画、パン職人を経て、制作会社で広告・出版の編集制作に携わる。団塊ジュニアの端くれ。一児の母。得意分野は、辛いもの・濃くて甘いもの・蒸留酒・ビックコミックオリジナル。詰めもの料理研究中。美味しいって正義! Twitter/@julepper

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