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SNSでの出会い方。Twitter、マッチングアプリで出会ったエピソード

藤野晶

SNSやアプリの出会いで怖い思いをしないためにできること

SNSでの出会いは受け入れられつつあるようですが、中にはSNSでの出会いによって不快な思いをしたという人もいるようです。

どんなことを経験したのか、また怖い思いをしないための対策についてご紹介します。

SNSで不快な思いをしたことがある人は20%

まずは「SNSでの出会いで、不快な思いをしたことがあるかどうか」を女性に聞いてみました。

Q.マッチングアプリやFacebookといった、SNSでの出会いで、不快な思いをしたことがありますか?

Q.マッチングアプリやFacebookといった、SNSでの出会いで、不快な思いをしたことがありますか?

はい(20.0%)
いいえ(80.0%)
※有効回答数455件

「SNSでの出会いで不快な思いをしたことがある」という人は20%でした。そこまで多くない印象ですが、不快の中身が気になりますね。

SNSの出会いでの怖い思いや失敗談

実際にはどんな不快なことがあったのでしょうか。「はい」と答えた人に「SNSでの出会いで起こった不快な出来事」について聞いてみました。

しつこくメッセージが届く

・「Twitterで知り合った人にしつこく連絡先などを聞かれた」(32歳/医療・福祉/専門職)

・「知らない人からしきりにメッセージが送られてくる」(33歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)

まだ「友だち(SNSの種類によって呼び方が異なります)」でもないのにしつこくメッセージを送ってきたり、友だちになったばかりなのに立ち入ったことを聞いてきたりする人がいるようです。

失礼な態度を取られた

・「結局のところ、結婚相手にはならないと感じた。向こうもそうだったようで、態度がよくなかった」(31歳/学校・教育関連/専門職)

・「何かのきっかけで態度が急変して、ものすごく嫌な感じになった」(26歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)

最初のうちはていねいな文体でやり取りしていた相手が、突然失礼な態度を取ってくることがあるようです。

特に、オフ会などで実際に会ったあとで「イメージとちがった」と思われて態度が変わることが多いようです。

嘘をつかれた

・「出身地や年齢がマッチングアプリに書いてあったこととちがっていて、信用できなくなった」(29歳/その他/その他)

・「Facebookのマッチングアプリで連絡を取り合っていて、実際に会ったら全然写真とちがったこと」(30歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)

SNSには自分のプロフィールを登録できるのですが、人によっては非公開にしていたり、くわしいことを書いていなかったりします。

詳細なプロフィールが書いてある人は信用できそうなイメージがありますが、嘘を書いている人もいるのだとか。

相手が嘘をついているとわかったときは「だまされた!」と嫌な気分になりますね。

相手が複数の女性とやり取りしていた

・「相手がほかにもたくさんのSNSをやっていた。それぞれのアカウントでそれぞれ知り合った女性と仲よくして、交際寸前の状態をキープしながら楽しんでいた……。SNS恋愛中毒者って感じでした」(33歳/医療・福祉/秘書・アシスタント職)

・「マッチングアプリで知り合い、会ってみたが、ほかの人と天秤にかけられていた」(27歳/その他/販売職・サービス系)

よさそうな相手と出会えたと思ったものの、その相手がほかの女性とも同じように親しげにやり取りしていた、ということも。

その男性がどんな目的を持っているのかはわかりませんが、ショックを感じる女性もいるようですね。

不快な思いをしないために、気をつけること

SNSの出会いで不快な思いをしないために、何か自衛の手段はないのでしょうか。

最後に、女性たちに「SNSでの出会いで不快な思いをしないために気をつけていること」を聞いてみました。

不快な相手をブロックする

・「嫌な思いをしたら、すぐブロックする」(25歳/医療・福祉/事務系専門職)

・「不快だと思ったらすぐにブロックする」(23歳/小売店/事務系専門職)

多くのSNSでは、特定の相手をブロックする機能があります。ブロックした相手からはメッセージが届かなくなり、あなたの書き込みを相手が見ることもできなくなります。

しかし、別のアカウントを使って嫌がらせしてくることもあるので、根本的な対策とは言い難いですね。

セキュリティを強化する

・「LINE、Facebookは信頼できる人だけとしかつながらないように、セキュリティを強化している」(30歳/情報・IT/技術職)

・「LINEのタイムラインには近況を書き込まない。SNSのプロフィールの公開範囲は、実際に会ったことのある知人に限定する。知らない人からの友だち申請は拒否する」(30歳/建設・土木/技術職)

SNSの書き込みやアップした写真からは、思っている以上に多くの情報を得られるものです。

公開範囲を限定して、知らない人に情報を与えないのは自衛の手段として有効だといえるでしょう。

個人情報を教えない

・「名前や住所を教えない。信用できるまで電話番号を交換しない」(29歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)

・「住所などは絶対に教えない、最寄り駅も教えない」(28歳/医療・福祉/販売職・サービス系)

やり取りをはじめたばかりの男性が、名前・住所・電話番号などの個人情報を求めてくる場合があります。

少し仲よくなったからといって簡単に個人情報を教えてしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれることもあるので要注意です。

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