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【連載19回】温かみのある素材やアイテムで冬のおしゃれをもっと楽しむコツ

髙幣素子

寒くなると着替えさえも億劫になってしまったり、やたらと着こみすぎてコーディネートのバランスを崩したり、おしゃれへの意欲が低下していませんか?
そんな寒い時だからこそ冬ならではの素材やデザインを取り入れて今しかできないおしゃれを楽しむという視点を持つのはいかがでしょう。
今回は、冬ならではの素材やデザインでオシャレを楽しむコツをお伝えします。

カシミア素材はストールがコスパがいい!

なめらかな肌触りのよい冬の上質素材のカシミア。ニットやコートで取り入れるのも素敵ですが私はストールで取り入れています。
首回りは乾燥などで繊維に対して敏感になりやすい場所です。カシミアストールならチクチクせず保温でき、またコーディネートのさし色などカラー調整の役割も果たしてくれます。
価格は1万円程度~と安いものではないですが、長く愛用できるので気に入ったデザインや色に拘って1枚持っておくと絶対役に立ちます。

左のパープルのストールは10年前に購入したものですが、未だ現役!
これだけ使えるなら、けして高くないですね。

(写真左 ストール:PINKY&DIANNE、ニット:PeachJohn 写真右 ストール:macocca、ニット:UNIQLO)

スウェードはスカートとシューズでリンク!

今季流行のスウェード調素材はシューズやバッグだけではなくスカートなど衣類として取り入れると更に冬を感じる旬なコーディネートになります。
スカートと靴の素材を合わせれば更に温かみを感じる印象作りができます。

(写真左 スカート:GU、タイツ:無印良品、ブーツ:メヌエ 写真右 スカート:Spick&Span、タイツ:ユニクロ、靴:Minnetonka)

冬の定番ファーは、小さな面積でも存在感は抜群!

冬と言えばファー。小さな面積で取り入れても存在感がありコーディネートを一段と華やかに仕上げてくれる素材です。流行り廃りに左右されない素材で長く愛用できるのも魅力のひとつ。
画像のバッグとティペットは5年ほど前のものです。ここ最近はフェイクファーのクオリティが高まり、あえてフェイクを身に着けるのも流行です。
柄物を選べば、さらに存在感がまして、コーディネートにインパクトを与えてくれます。

(写真左 バッグ:CLARAMONTE、ダッフルコート:Gloverall 写真右 ティペット:JOURNAL STANDARD、ニットコート:JOURNAL STANDARD、ニット:UNIQLO、パンツ:JOURNAL STANDARD)

ダッフルは冬にしか着ることができないデザイン

一着は持っていたい冬のアウターと言えばダッフルコートですね。存在感のある大きなフードや手袋をしたままでも留めることができるトグル、繊維密度の高い温かなメルトン生地。まさに冬にしか着ることができないデザインです。
季節に合わせてデザインされた洋服を楽しむのもオシャレの醍醐味です。素材だけではなくデザインでも冬を楽しみましょう!
最近はカラーバリエーションも豊富で何着でも欲しくなります。

(写真左:Gloverall、写真右:MACPHEE)

柄でも冬を感じよう! ノルディック柄

雪の結晶やトナカイなどのモチーフで構成された北欧伝統のノルディック柄は、今季流行りのボヘミアンやフォークロアなどのスタイリングにもよく合います。
冬ならではの柄なら、もちろんコーデをより旬に見せてくれます。
私が持っているノルディック柄は、ニットとカーディガン。
柄のパワーで冬らしさが高まっていると思いませんか?

(ニット:ZARAKIDS、デニム:moussy)

 

(カーディガン:JOURNAL STANDARD、Tシャツ:UNIQLO、パンツ:JOURNAL STANDARD)

まとめ

いかがだったでしょうか?
少し視点を変えて素材やデザイン、柄などに目を向け冬にしか身に着けることができない取り入れることで、いつものお洋服も冬の気分を感じるコーディネートにできそうではないですか?

あなたのクローゼットの中にも冬ならではのアイテムが眠っているかもしれませんよ。

寒い日が続いていますが、冬らしいアイテムでこの季節も思いっきり楽しみましょう。

それでは、また

ファッションブログ『モコーデ』がお届けしました。

(高幣素子)

※この記事は2015年12月24日に公開されたものです

髙幣素子

ファッションブロガー、アクセサリーデザイナー、アーティスト、コンサルタント、ライター、Google+公式ユーザー、小学館SAKURAホットママリーダー。ユニクロやGAPなど、どこでも誰でも気軽に手に入るファッションの一工夫を毎日SNSやブログで発信中。
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