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縮んだ! 汚れた! 虫食いだ! よくやりがちな「洋服トラブル」と対処法

森川ほしの/OFFICE-SANGA

お気に入りの洋服にシミやシワが……。女性にとって、こんなにテンションが下がることってありませんよね。着ているときに汚してしまうこともあれば、虫食いのように保管中のトラブルに見舞われることも。今回はそんな、「悲しい洋服トラブル」について、働く女性たちの体験談を聞かせてもらいました。

お気に入りの一着なのに!

・「白いコートにタバコの灰をかけられ、黒いシミができた」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「カレーがスカートにとんだ。しばらく茫然としました」(27歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「おろしたての白いワンピースにコーヒーをこぼしてしまった。家だったから即座に洗ったけど、うっすらシミがついてしまって、そのまま処分」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

なんということでしょう……! 白いワンピースにコーヒーなんて、想像しただけで悲しくなってしまいます。洋服を汚してしまうと、本当にテンションが下がりますよね。シミになりそうなものを食べるときや飲むときは、十分にご注意ください。

洗濯トラブルが続出!

・「洗濯機で脱水ボタンを押したつもりが、乾燥ボタンを押していたためカーディガンが縮んでしまった」(23歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「お気に入りのカーディガンをクリーニングに出したら、縮んで返ってきてショックだった」(31歳/医療・福祉/専門職)
・「お気に入りの服をタオルと一緒に洗ったら、染まってしまった」(24歳/ソフトウェア/クリエイティブ職)
・「変なシワができてしまったので、普段の3倍も高いクリーニングに出したところ、全然シワが戻ってなかった」(29歳/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)

シワや縮み、色移りなどの洗濯トラブルは、忘れたころに突然やってきます。洗濯機のスイッチを入れたとき、クリーニングに出したときには、まさかそんな結末が待っているとは思いませんから……。お気に入りの一着の変わり果てた姿に、思わず涙があふれそうになります。

保管方法に問題あり?

・「部屋がジメジメしていて、服がカビてしまった」(33歳/情報・IT/技術職)
・「しばらく着ていないコートを出したら、カビが生えていた」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)
・「お気に入りのセーターがワンシーズンで虫に食われた」(27歳/建設・土木/事務系専門職)
・「お気に入りのワンピをクローゼットにしまっていたら、白系なので色あせてしまった」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

クローゼットの中は、意外と湿気が多いものです。しっかり湿気対策をしておかなくては、洋服がカビだらけ……なんてことも。特に冬物は湿気を含みやすいですから、ときどき風通しをするなど、工夫しないといけませんね。

まさかのミス……

・「クリーニングから帰ってきた次の日に、また汚してしまった」(27歳/商社・卸/技術職)

クリーニングって意外と費用がかかりますから、何度も続けて出すのは気が引けますよ。しかし、だからと言って汚れを放置しておけば、シミになってしまう可能性大。こんなときは、一体どうしたら良いのでしょうか?

シミ抜きの専門店に話を聞いてみたところ、シミの原因によって正しいシミ抜きの方法は違い、間違った処置によって、洋服がダメになってしまうこともあるのだとか。そのため、本来はそのまま放置して、専門店にシミ抜きを依頼するのが一番とのこと。

しかし、外出先などで、どうしても応急処置をしたい場合もありますよね。そんなときには、まず「擦らないこと」が大事。しょうゆやビールなどの水性の汚れなら、シミの部分に下からタオルをあてて、水を含ませたタオルなどで上から叩くようにすると、繊維を傷つけずにシミの応急処置ができます。

口紅やインクといった油性のシミがついた場合には、「水で濡らさないこと」が重要。水を含ませると、油性の汚れが繊維にしみ込んで落ちにくくなります。シミ抜き専門店ではベンジンを使って落とすとのこと。これに似た性質を持つクレンジングオイルを使えば、完全に落とすことは難しいかもしれませんが、とりあえずシミを目立たなくする程度の応急処置が可能だそうです。

せっかく買ったお気に入りの一着が、汚れたり、縮んだり、シワになったりしては台無しです。まずはそういったトラブルが起きないように、大切に扱うことを心がけましょう。そして、万が一のときにも慌てず対処できるよう、洋服の正しいケア方法を覚えておきたいですね。

(森川ほしの/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2015年11月にWebアンケート。有効回答数131件(22~34歳の働く女性)

※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年12月20日に公開されたものです

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を求め、フリーライターの道へ。マイナビウーマンで恋愛、マナー、話し方などに関するコラムを担当。

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