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男子の現実的な本音! 「選択的夫婦別姓」に賛成? 反対?

ファナティック

カップル結婚したら夫か妻、どちらか一方の名字を二人で名乗る。ごく当たり前のように思われていることですが、最近は「選択的夫婦別姓制度」について盛んに議論されていますよね。結婚したからといって名字を変える必要はないんじゃないかと考えている人は実は多いのでしょうか? 今回は「選択的夫婦別姓制度」について、男性たちの意見を聞いてみました。

Q.「選択的夫婦別姓」について、ご自身は賛成ですか? 反対ですか?

「賛成」59.8%
「反対」40.2%

「選択的夫婦別姓制度」について「賛成」するという男性は約6割。半数以上の男性が、結婚後に名字を統一することにこだわりはないようです。では、どうしてそう思うのか理由を聞いてみましょう。

選択肢があるのはいい

・「選択肢は多いほうがいい。名字をわざわざ強制的に片方消してしまう必要はないと思う」(33歳/通信/事務系専門職)

・「別に同姓にこだわる必要性を感じないから」(31歳/機械・精密機器/事務系専門職)

・「自分は同姓にしたいけど、なかには名字が変わると困る職種の方とかもいると思うので選択の幅を持たせるのはいいんじゃないかと思う」(23歳/食品・飲料/事務系専門職)

「選択的夫婦別姓制度」では、結婚後に名字を変えることを強制されていないので選択肢が多くなるから賛成だという男性は多いようです。妻と夫が同性である必要性をそれほど感じないし、片方の名字を消してしまうというのは何となく気分的にも落ち着かない。自分で選べるようにしておくのが一番ということですね。

面倒な手続きを省けるから

・「名字を変えると面倒な手続きが多そうだから」(26歳/電力・ガス・石油/技術職)

・「離婚した場合の手続きが大変だし、別姓のほうがいいという人もいるなら選択制にするべきだと思う」(36歳/情報・IT/技術職)

・「同姓にしたら、仕事が違和感あって大変そう」(29歳/医療・福祉/専門職)

結婚後に名字を変えると、職場はもちろん色々な場所への届け出が必要になりますよね。その手間をなくすためにも夫婦別姓が選択できるのはいいことだという男性もいるようです。万が一離婚した場合にまた同じように届け出をするというのは、確かにムダな労力を使っているといえそうですね。

では、反対だという男性にも理由を聞いてみましょう。

家族のつながりが感じられない

・「別だと同じ家族という感じがしないので」(38歳/警備・メンテナンス/販売職・サービス系)

・「一緒になる。というまわりから見てもわかるような、自己満足が叶えられないから」(37歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)

・「他人と暮らしているみたいな感じに思えます」(26歳/電機/技術職)

結婚したのに名字がちがうままだと、まわりから見ても結婚したことがわかりにくいし、何よりも家族になったという実感がわかない。他人と暮らしているだけという気持ちのままだと「二人で一緒に家庭を築いていく」という考えが持てないというのは、確かに一理あるといえるかもしれませんね。ただ、それが当たり前の社会になれば、抵抗も薄れてくるのかも知れませんが。

結婚したからと言って必ずしも名字を変える必要がない。と思っている男性が約6割という結果になりましたが、みなさんはこの数字についてどう思いますか? 多くの場合、結婚後に名字を変えるのは女性ですが、男性も手続きの大変さなどについてはきちんとわかってくれているようですね。女性としても結婚後に彼の名字を名乗ることで結婚の実感がわいて幸せな気持ちになれるのは確かですが、仕事に影響が出る人がいるのも事実。「選択的夫婦別姓制度」にはメリットもデメリットもありますが、選択肢が増えるのはいいことだと思う人は多そうです。

(ファナティック)

※画像は本文と関係ありません

※マイナビウーマン調べ(2015年11月にWebアンケート。有効回答数107件。22歳~39歳の社会人男性)

※この記事は2015年12月06日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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