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「結婚したい?」って聞かれた!? プロポーズ前の探りフレーズ7選

藤井弘美

男性にとってプロポーズは大きな山場。「結婚するのが自然」くらいの関係を築き上げてきたカップルでも、「万が一、断られてしまったらどうしよう」という心配がつきまといます。そんなときに使われるのが婚約前の「探り」フレーズ。「プロポーズをしたらきっと受けてくれるはず」という手ごたえを、遠まわしに探るための言葉です。実際に彼からどんな探りフレーズがあったのか、既婚者の女性たちに聞いてみました。

年収の希望を聞かれた

「『やっぱり男って年収○万円はないとダメ?』と突然聞いてきた。『なんで○万円なの?』と聞き返すと『なんとなく』という返事。『生活に困らないくらいあればいくらでもいいんじゃない』と言っておいたら、それが彼の背中をあと押ししたらしい」(35歳/金融)

昔に比べて共働きの夫婦が増えてきてはいますが、それでも「男が稼いで家庭を養う」というプレッシャーを感じてしまう男性は多いもの。彼女の答えで彼も気がラクになったのでしょう。

子どもは何人?

「彼の兄弟の話から発展して、『子どもは2人以上ほしいな』と将来の話を振ってきたこと。それで私が乗ってきたら脈アリと判断しようとしていたのだとか。遠まわしすぎて、まったく裏の思惑に気がつかなかった」(29歳/学校教育)

彼女は普通の世間話のつもりで返していても、彼のほうは内心かなりドキドキしていたはず。婚約を前に臆病になっている彼の姿が少しかわいらしく感じられます。

住みたい街は?

「2人でテレビを見ていたときに、住みたい街ランキングのような番組がはじまったので、それに関連して『将来どこに住みたい?』と聞いてきた。私が住みたい街を挙げたのを聞いて、『自分と将来住みたい街の話をしてくれたのだから、これはいける』と判断したのだとか」(31歳/官公庁)

彼女からすると自分の住みたい街を挙げただけですが、彼の中では「自分と住みたい街」と脳内変換。これは少し、わかりづらい探りですね!

いつまでに結婚したい?

「彼の会社の同期が婚活しているという話の延長で、『いつまでに結婚しておきたい?』と聞いてきたこと。それまで彼の口から『結婚』なんて単語出てきたことなかったので、ドキッとしちゃいました」(33歳/教育関係)

結婚はお互いのタイミングが合ったときが一番。これはわかりやすいですね。

外国で暮らすのってどう?

「海外転勤が多い仕事の彼から『外国で暮らすのってどう思う?』と聞かれたこと。てっきり私は老後かなんかの話をしているのかと思って、『えー、やだよ。住み慣れた日本が一番いい』と答えた。私がそう答えたものだから、彼はプロポーズするのに相当悩んだのだとか。もし『俺が海外転勤になったら一緒に来てくれる?』と聞かれていたら、『うん』と即答していたのに。結局、彼的には玉砕覚悟のプロポーズをしてもらったので、OKしたけど」(26歳/医療)

彼女の真意を確かめてみるつもりが、遠回りな「探り」で質問を間違って解釈されてしまったケースです。結果的にゴールインしたとのことで何より。

相談を装った探り

「『転職しようか迷ってるんだよね』と相談されたこと。相談すること自体に探りを入れる目的があったらしい。彼は『転職失敗しても、私が稼ぐから心配しなくていいよ』という言葉を待っていたらしいけど、そんな都合よく、私がピンポイントで彼の理想通りに答えられるわけありません(笑)。実際は『すれば~』と答えただけでした」(32歳/広告)

この彼ほどピンポイントな答えを求めていなくても、「転職しようか迷っている」「将来独立しようかと思っている」など、男性がキャリアプランの話をはじめたら「プロポーズ前の探り」な可能性があるのかも。

女子としてどう思う?

「『最近、婚約指輪ナシのプロポーズが多いみたいだけど、女子的にそれでいいの?』という探り。私が答えたら、そのあと『理想のシチュエーションのプロポーズは?』とかいろいろ聞かれた。実際のプロポーズには、そのときの私の答えがしっかり反映されていた」(26歳/マスコミ)

彼は「女子的に」という言葉を使っていますが、本当は「君はどうなの?」と聞きたかったんでしょうね。男性のシャイな一面を感じます。

まとめ

2人の将来に関連する話題が出てきたら、それは男性の「プロポーズ前の探り」である可能性が。ご紹介したエピソードの中には、遠まわしすぎて本当に探りとして機能しているのか心配になってしまうものもありますが、それだけ「男性はプロポーズに慎重になってしまうものなのだ」ということがよく伝わってきますね。

※画像は本文と関係ありません

(藤井弘美+プレスラボ)

※この記事は2015年11月20日に公開されたものです

藤井弘美

女子高生時代、放課後は援交に勤しむ友人や畑からブドウを盗んでくる友人に恵まれながら、自身は品行方正に育つ。大学卒業後、総合広告代理店に入社。営業で訪問した中小企業の社長に突然顔を舐められるなどの経験を経て、数年勤務ののち退社、独立してフリーに。USBケーブルで自殺を自演する彼氏などを通過してきた恋愛遍歴を持ち、恋愛相談に定評あり。助言のメールはよく勝手に保護されるが、たまに相談者から依存されて困る。

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