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約7割の男性が〇〇! 結婚を前提に付き合っていたら「ボーナスの使い道」は相談すべき?

Spinof Design(スピノフ デザイン)

結婚後のお金の管理はひとつにまとめるか、共働きならそれぞれ別にお金を管理するかの、どちらかになると思います。(夫婦それぞれの口座に加えて、夫婦共用の口座や財布を新たに作るパターンもあり)結婚後に夫婦共有の財産もできることになります。結婚後はボーナスの使い道も、お互いに相談することとなりそうです。
では「結婚を前提にお付き合いしている場合」はボーナスの使い道は話し合ったりするものなのでしょうか? 結婚適齢期の社会人男性のみなさんに聞いてみました。

Q.結婚を前提に付き合っていたら、ボーナスの使い道は相談すべき?

「そう思う」……33.0%
「そう思わない」……67.0%

「相談する3:相談しない7」に分かれました。

<相談する派>

結婚式や結婚後の資金計画

・「家具などの使い道を考える。」(29歳/医療・福祉)
・「結婚の費用のことも考えたほうがいいと思うから。」(39歳/情報・IT/技術職)
・「共用の財源としたほうがいいから。」(29歳/建設・土木/事務系専門職)
・「結婚後の『お金の価値観のちがい』によるトラブルを防げる。」(30歳/運輸・倉庫/技術職)
・「結婚して子どもができるとなると、ボーナスをどう使うかも話し合ったほうがいいと思うから。」(28歳/情報・IT/技術職)

結婚する前に、まず結婚式の費用が発生します。その資金にボーナスを充てたい場合は、やはり交際中にボーナスの使い道の相談をするべきと考えているようです。結婚を機に引っ越しをする場合も多いので、引っ越し費用に使ったり、家具を新調するにはお互いの資金の把握が必要です。その先の出産や子育ても視野に入れて、価値観を共有しておくのに早すぎることはないという意見がみられました。大学入学まではそんなにお金がかからないとはいえ、保育園や幼稚園の費用や将来のための学資保険など、話し合っておきたいところです。

お互いの価値観を確認

・「今後のことを考えて必要だから。本音は『言いたくない』。」(31歳/運輸・倉庫/技術職)
・「相手方にボーナスがある場合、簡単な方向性だけは聞いてみたい。浪費だけはいい気がしないので。」(35歳/金属・鉄鋼・化学/個人事業主)
・「お金についての価値観のギャップを埋めるため。」(30歳/サービス/事務系専門職)
・「何に使うかは話していたほうがいい理由は、隠し事がないことを伝えるため。」(33歳/情報・IT/事務系専門職)

「何に価値を見いだしてお金を使う人なのか」という性格も含めて、お金の使い方を知っておきたいですね。毎日の食事は節約するけど、休みの日は気兼ねなく外食したい人もいれば、日々の食材はいいものを使って料理して、ほかで節約したい人なのか。ボーナスの使い道から、価値観を確認するのはいいチャンスです。ぱーっと使い切らずに、貯金にいくらか回しているかもチェックしたいところです。クレジットカードでの支払いに「ボーナス払い」を使っていたら、計画的に払えているかどうかを気にしてみてください。

<相談しない派>

結婚したら相談する

・「結婚するまでは自分のものだから。」(37歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「あくまで結婚するまでは、個人の自由だと思うから。」(24歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「結婚前だったら相談しなくてもいいと思う。結婚してからだったら相談するのがいい。」(28歳/情報・IT/技術職)
・「結婚してから、言えばいい。」(31歳/金融・証券/販売職・サービス系)
・「まだ他人。」(31歳/電機/技術職)

こちらもこちらで、ごもっともだと思いました。まだ夫婦共有の財産ではないボーナスなので、相談不要というわけです。ちなみに結婚後や出産後は彼女が専業主婦になっても、「夫は会社で仕事に勤め、妻は家で家事をがんばってそれを支えた」ということで共有の財産になるようです。実際に結婚したら相談するけど、その前段階では必ずしも相談しなくてもOKと思っている人は多いです。

個人の自由!

・「普段ムダ遣いしているわけではないし、特別相談は必要ない。」(34歳/学校・教育関連/専門職)
・「そこまで干渉されたくないから。」(33歳/学校・教育関連/専門職)
・「結婚までにいくら貯金をするかを決めておけば、後の細かいことは個人の自由にすべきだと思う。」(38歳/電機/技術職)
・「相手に言わなくても貯金はしているから、いちいち言いたくない。」(29歳/医療・福祉/専門職)
・「結婚したら自由に使えなくなるので。」(29歳/小売店/販売職・サービス系)

住宅費や子どもの教育費として使ったり貯めたりする前に、気兼ねなく自由に使いたいという気持ちがありますよね。普段からきちんと貯金をしていれば、ボーナスぐらいは相談せずに使って問題ないはずで、彼女も気にしないと思います。貯金がなかったり少なかったりで、ボーナスも好きに使っちゃうと、心配にはなりますが……。
結婚後、住宅を購入する場合はボーナスを頭金や住宅ローンに使うことが多くなるので、悔いのないように好きにボーナスを使うというのも大切なことです。

まとめ

私は結婚して7年になります。夫と「結婚前はムダなもの買ったり、外食にお金を使ってたけど、今となってはいい思い出だね~。」と独身時代を振り返って節約生活を満喫しています。長年ずーーっとお金の管理や使い道を気にし続けると、ストレスになるので、結婚前に相談するしないにかかわらず、時に有意義に、時にムダに使うのが一興だと思います。

(Spinof Design)

※画像は本文と関係ありません

※『マイナビウーマン』にて2015年11月にWebアンケート。有効回答数103件(22歳~39歳の社会人男性)

※この記事は2015年11月16日に公開されたものです

Spinof Design(スピノフ デザイン)

グラフィックデザインの制作を中心に、ライター業、ライフデザイン講座の開催、アート教室を運営しています。主な専門分野は「女性の転職」「男性視点」「子育てと仕事の両立」です。「自分のカラを破ろう!」をテーマに、乳幼児向けのママさん向けの「パート起業&パート就業講座」をスタート。小学校でのキャリアデザイン出張授業や、商業高校での「とにかく楽しく!作りたいものを一緒に作るIllustrator・Photoshop講座」も好評です。

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