どのくらいなら待てる？　病院で待たされる時間の限界⇒2位「60分」、1位は？

少しくらいの風なら薬を飲んですませてしまおうとも思いますが、インフルエンザかもと思わせるような高熱が出たり、あまりにもしんどいときには病院で見てもらった方が安心。でも、風邪が流行っているときや、大きな病院だと待たされることも多いですよね。今回は、病院に行ったときの待ち時間の限界について女性たちに聞いてみました。

Q.風邪で病院に行ったとき、待たされる時間はどれくらいが限界ですか？

第1位「30分未満」47.4％
第2位「60分未満」31.2％
第3位「15分未満」12.4％
第4位「90分未満」4.0％
第5位「120分未満」2.5％
同率5位「120分以上待てる」2.5％

第1位は30分が限界と答えた女性たち。具合が悪いときは30分じっと座っているだけでもかなりつらいですよね。では、それぞれの回答ごとに限界だと思う理由と今までに待たされた最長の時間について聞いてみましょう。

第1位「30分」

・「退屈でやることないし、病院ってなんか殺伐としてて慌ただしくて居心地が悪い、薬品の臭いとか病院特有の臭いが苦手だから長居したくない」（34歳／小売店／販売職・サービス系）

・「インフルエンザかもしれないと申告しているのに、普通の風邪と同じ場所で同じように待たされ、倒れるかと思った。結局インフルエンザだったので、隔離して待ち時間もゼロにしなければならなかったと看護師が医師に怒られていた」（28歳／ホテル・旅行・アミューズメント／販売職・サービス系）

・「9時に予約して13時過ぎにやっと終わったことがある。30分以上待っていると余計つらくなってくる」（30歳／機械・精密機器／事務系専門職）

ひたすら座って待つというのはかなり退屈なので30分が限界。朝9時に予約して午後にやっと終わるなんて、病院で待たされている間に体調がさらに悪化しそうですよね。インフルエンザかもと申告したのに放置というのは、ほかの患者さんにとっても迷惑になるので臨機応変に対応してほしいものです。

第2位「60分」

・「風邪がひどいときなら30分でもしんどいけれど、ほかの人もきっとしんどい症状で来ているだろうから、少しは我慢しようと思う。限界が60分くらいかなと思う」（29歳／建設・土木／クリエイティブ職）

・「30分くらいならイライラしない。そのあと、徐々に椅子に座っているのが辛くなり、自分が飛ばされているのでは？と不安になるから。過去に診察がとばされていた経験あり。このときは1時間半待ちました」（34歳／金融・証券／秘書・アシスタント職）

・「具合が悪い中頑張って待つのはけっこうつらいと思うので……凄く待たされたときは2時間くらいは待たされた事があったと思う」（32歳／不動産／専門職）

60分待たされても自分の順番が来ないと手違いで飛ばされてしまったのかと不安になりそう。ほかの人も同じように体調が悪くて来ているのだから自分だけがせかすようなまねはしたくないけれど、順番を飛ばされて1時間半も待たされた経験があると心配になるのも当然ですよね。

第3位「15分」

・「少しでも待ちたくないから。総合病院で2時間も診察待ちをしたことがあり、病院に行ったほうが余計に疲れた」（28歳／金融・証券／営業職）

・「高熱があるなら、これくらいが限界。大きな病院で半日以上待たされた。余計に体調が悪くなった」（24歳／食品・飲料／専門職）

・「自分がつらいから。1時間、急患の人が入ってきてずっと待たされたことがある」（34歳／団体・公益法人・官公庁／事務系専門職）

具合が悪いときには15分でも限界だという人もいるようです。診察待ちをして半日も待たされるなんて余計に具合が悪くなりそう。急患が来て診察が後回しにされるのは仕方がないと思いつつも自分自身の体調がすぐれないときにはイライラする気持ちは抑えられなさそうですね。

最近では病院もいろいろな工夫で待ち時間を減らす努力をしていたり、待合室を快適にしようとしているところもありますが、まだまだ病院の待ち時間問題解消には時間がかかりそう。体調が悪いから病院に行く、体調が悪いからイライラするの悪循環は誰もが同じなので、ある程度は仕方がないかもしれません。まずは日頃の体調管理で病院に行かなくてもいいようにしておくというのが一番の対策でしょうね。

（ファナティック）

※画像は本文と関係ありません

※『マイナビウーマン』にて2015年8月にWebアンケート。有効回答数202件（22歳～39歳の働く女性）

※この記事は2015年10月31日に公開されたものです