食べる“美容液”と話題の「ケール」! その気になる味とレシピを紹介!
美容や健康にいいと言われる緑黄色野菜。その中でいま注目を集めているのが「ケール」です。ミランダ・カーがサラダで使用するなど、“海外セレブのダイエット食”としても話題になっています。日本でも、果実輸入販売のドールや食材宅配サービスのオイシックスがケールの販売をはじめるなど、人気が広がってきています。
サラダでそのまま食べられて、βカロテンはキャベツの60倍!
「ケールというと、日本では青汁の原料として知られ、”体にいいけど苦い”というイメージがありました。しかし、現在話題になっているケールはサラダでもおいしく食べられるタイプです。青汁に使われていたものとは品種が異なり、苦味が少なく食べやすいです」(オイシックス/広報)
オイシックスでは今年8月より「かがやケール」(品種:カーリーケール)を発売。えぐみの少ない品種で、しかも水耕栽培で育てているため、”少し固めのレタス”のような食べやすい食感が味わえるそう。また、ベビーリーフのような見た目の「ベビーケール」(品種:レッドロシアン)も取り扱っています。
「生でそのままサラダとして食べるのはもちろん、肉や魚に添えてもお楽しみいただけます。少し苦味のある味わいがアクセントとなり、おいしくいただけます。また、ケールは油との相性もよく、炒め物はもちろん、ペーストにしてパスタとあえたり、粗く刻んで餃子の具に混ぜるなど、幅広い料理に活用できます。レタスやキャベツ、ほうれん草などの葉野菜の代用として、ぜひ使ってみてください」(オイシックス広報)
ケールの魅力は何といっても、豊富な栄養成分です。苦味が少ない品種であっても、栄養そのものは青汁に使用されている品種とほぼ変わらないとか。
「ケールは、同じアブラナ科のキャベツと比べ、βカロテン、ビタミンC、カルシウムなどが豊富です。活性酸素を抑える働きがあると言われるβカロテンは、キャベツの約60倍とも言われています」(オイシックス/広報)
ほうれん草など葉野菜の代用品としても活躍
ケールに豊富に含まれるβカロテンは、デトックス効果や美肌効果が期待できることでも注目されています。加熱しても成分が減少しにくいため、オーブン料理などにも活躍してくれそう。さっそく、女子会やパーティにおすすめの、ケールを使ったレシピを紹介します。
女子会やパーティにぴったり! ケールレシピ
【ケールとベーコンのキッシュ】※オイシックス提供
<材料(18cm型1個分)>
ケール 40g
ベーコン 20g
A [牛乳 100cc たまご 1個 塩 ふたつまみ 粉チーズ 小さじ1]
冷凍パイシート 1枚(20cm×20cm目安)
オリーブオイル 少々
ミニトマト(飾り用) 1~2個
<下準備>
オーブンを200℃に予熱しておく・冷凍パイシートを半解凍状態にしておく。
<作り方>
1 ケールを1cm幅のざく切りにする。ベーコンは5mm幅の短冊切りにする。
2 タルト型に薄くオリーブオイルをぬりひろげる。パイシートをのせて型に沿って成型する。
3 2にケールとベーコンをちらして加える。ボウルでよく混ぜ合わせたAの材料を流し入れる。
4 200℃にあたためたオーブンで3のキッシュを15~20分焼く。
5 生地がこんがりと焼けたらできあがり。仕上げにうすく輪切りにしたトマトをちらす。
まとめ
“食べる美容液”としてセレブにも大人気の「ケール」。デトックス効果や美肌効果で知られる栄養素「βカロテン」が豊富に含まれています。現在発売されているものは、えぐみが少なく、さまざまな葉野菜の代わりに使えます。
●レタス代わりに……サラダ、焼き肉を巻く葉野菜としても活躍
●キャベツ代わりに……刻んで、餃子などの具材に
●ほうれん草代わりに……キッシュやパスタ、炒めものなど
生でおいしく食べられるのはもちろん、加熱調理との相性も抜群のケール。「健康にキレイに痩せたい」方や、「今日のおかず何にしようかな?」とお悩みの方は、さっそく今晩の料理にケールを取り入れてみては?
(齋藤純子+ガールズ健康ラボ)
※この記事は2015年10月30日に公開されたものです