キレイな人は食べている！ スーパーフルーツ「キウイ」の力で簡単美活！
今年上陸した新品種「サンゴールドキウイ」が大ヒットし、注目を集めるキウイフルーツ。実はキウイはカロリーを抑えながら豊富な栄養素を摂取できる「高栄養密度フルーツ」のひとつだそう。キウイの栄養をおいしく、効率よく取り入れる方法をゼスプリ インターナショナル ジャパン株式会社に聞きました。
「サンゴールドキウイ」（写真右）は従来の「グリーンキウイ」よりビタミンCが豊富で、甘みが強いそう
栄養たっぷり！ キウイフルーツ
「キウイにはビタミンCが豊富に含まれています。中でもサンゴールドキウイのビタミンCは、レモン果汁8個分以上。ビタミンCは熱に弱く、調理によって失われやすいため、生で食べられるキウイが理想的です。ただし、ビタミンCは体内に蓄積されず、汗や尿によって排せつされるため、毎日こまめに摂取する必要があります」（ゼスプリ インターナショナル ジャパン株式会社）
また、抗酸化作用で知られる「ビタミンE」、別名“造血のビタミン”と言われる「葉酸」、ナトリウムを排せつし、むくみ予防に役立つとされる「カリウム」の他、食物繊維も豊富です。医学博士で管理栄養士の本多京子先生は次のように解説します。
「キウイには、腸内細菌を育てる水溶性食物繊維と、腸の活動を活発にする不溶性食物繊維の両方が豊富に含まれています。特にグリーンキウイには、1個でバナナ2本分の食物繊維が含まれます。そこに、ヨーグルトを加えることで、ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌が、腸内細菌の活動を助け、腸内環境をととのえます。腸内環境がととのうと、腸内フローラが“善玉菌優勢”になります。善玉菌は美容ビタミンと言われるビタミンB2やB6、ナイアシンなどを増やし、美肌づくりに役立ちます」（本多先生）
効率的な食べ方でキウイフルーツをもっとおいしく
生で手軽に食べられるのが、キウイフルーツの魅力です。とはいえ、いつも同じ食べ方では飽きてしまいます。ゼスプリ インターナショナル ジャパン株式会社公式サイト掲載の“キウイをおいしく食べるレシピ”を見てみましょう。
＜キウイのサラダ＞
■材料（4人分）
キウイフルーツ2個、りんご1/2個、オレンジ1個、ブルーベリー（あれば）1/3カップ分、グラニュー糖 大さじ2、塩 ひとつまみ、レモン汁1/2個分、レモンの皮1/2個分、ミント（みじん切り）※なくてもよいが、あるととてもおいしい。
■作り方
１、キウイ、りんご、オレンジは皮をむき、一口大に切る。
２、ブルーベリーと一緒にボールに入れ、グラニュー糖、塩ひとつまみ、レモン汁、レモンの皮、ミントのみじん切りとさっと混ぜたら出来上がり。
３、盛り付けたら、最後にレモンの皮のすりおろしを散らすときれい。
ビタミンCやカリウムをたっぷり摂れる「キウイのサラダ」
＜キウイのスムージー＞
■材料（2人分）
キウイフルーツ2個、ヨーグルト1/2カップ、牛乳1/2カップ、グラニュー糖 大さじ3、氷3個
■作り方
１、キウイフルーツは皮をむいて適当な大きさに切る。
２、ミキサーにすべての材料を入れ、かき回してとろりとした状態になったら出来上がり。
※キウイの皮をむいたものを4等分して冷凍しておくと、いつでも作ることができるし、凍っている分、少しシャーベット状になる。
「キウイ×ヨーグルト」を組み合わせたスムージーもおすすめ
女性にとって魅力的な栄養がたっぷり含まれたキウイフルーツ。9月1日にはキウイフルーツの栄養や健康効果に注目した書籍『こんなにすごいキウイパワー』も発売されました。
『こんなにすごい キウイパワー』（学研パブリッシング編集部著／学研パブリッシング）
この本では、キウイのトリビアや意外な楽しみ方、キレイになれるレシピなど、さまざまな角度からキウイの魅力を紹介しています。実はデザートやおやつはもちろん、食材としても便利なキウイ。手軽に生活に取り入れたいですね。
（ミノシマタカコ＋ガールズ健康ラボ）
※この記事は2015年10月30日に公開されたものです
