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彼氏しか見えないという「恋は盲目」ってどんな状態なの?

中澤美紀子/OFFICE-SANGA

振り返ると「なぜ、あんなにカレにのめり込んだのだろう」と思う過去の恋。いつもの冷静さはどこへやら、勉強や仕事が手につかず、ほかのことにまで支障が出てしまった……。そんな経験はありませんか? 今回は女性たちに、「恋は盲目」状態になった経験を思い出してもらいました。

カレが中心、カレがすべて!

・「彼のことが大好きで、彼の好きなものを自分も好きになろうと、彼と会えない空き時間はすべてそれにあてていた」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「彼のことしか考えられなかった。食事がのどを通らなくなった」(28歳/食品・飲料/技術職)

・「一緒に暮らしたくて、県外に引っ越した」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「相手に好かれようと思い、すごいイメチェンをはかった。相手に好かれようという一心だったような気がする」(32歳/不動産/専門職)

・「恋すると毎回その人のことばかり話してしまう。ずーっと思考の中に彼がいるので、生活に影響が出てくる。自分らしくいられなくなって苦しくなるので、そこから抜け出すために別れるような感じ。なにかあると、その一つのことだけを考え続けてしまう性格なので、恋愛においてもそうなんだなーと思ってる」(27歳/小売店/販売職・サービス系)

カレのすべてを知りたい、四六時中離れたくない! こんな思いばかりがよぎります。かといって、相手はそれにこたえてくれるわけでもなく……。温度差に泣けてきますが、それでもカレを好きな気持ちは変えられません。苦しいぐらい呪縛されてしまったのです。

初めての恋だったから

・「学生時代、ダメ男と付き合っていて、この人と別れたら生きていけないと思っていた。初めての彼氏だったからのめり込んだ」(32歳/建設・土木/事務系専門職)

・「初めて男性と付き合ったときは、今思うとわからないくらいのめり込んでいた」(30歳/団体・公益法人・官公庁)

・「初めて付き合った人との恋愛。たぶん、嫌われたくないと思う心理が働いていたから」(30歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「初めての彼氏はカッコよく感じた点。今思えばそうでもない」(28歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

若い頃の恋愛は勢いがあると言いますが、「初めての恋」に勢いがあるような気がします。いいことだけでなく、悪いことも含めて、初めて経験することだらけ。体当たりで相手にぶつかります。でも、後から振り返るとカレ本人に恋していたのではなく、「恋に恋していた」状態だったりして。

ぞんざいに扱われても好き

・「デートDVされても最初は抜け出せなかった。自己肯定感が低いから」(26歳/医薬品・化粧品/販売職・サービス系)

・「遊ばれていても好きでい続けた」(30歳/運輸・倉庫/事務系専門職)

好意を逆手にとって、女性に酷い仕打ちをするオトコたち。どう見ても、女性側が不幸ですが、それでも彼女は別れる気がありません。身近にこのような友だちがいたら、さりげなく目をさまさせてあげましょう。

外見がストライクすぎてハマッた

・「初めて一目惚れした彼にはハマりました。ルックスがど真ん中過ぎて中身を脳内補完しまくってた。今考えると恋愛って勝手な思い込みの産物なんだなあと思う」(29歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「子どもの頃、同級生を10年間片思いし続けたこと。頭脳明晰・容姿端麗と完璧な理想の相手だったので」(28歳/機械・精密機器/技術職)

・「学生時代はそんな感じだったかも。相手のこともよく知らないのに、見た目だけで好きになっていた」(24歳/食品・飲料/専門職)

・「振られてもしつこくよりを戻すように迫った。顔だけが好みだけだった」(33歳/医療・福祉/専門職)

ルックスは平凡でも優しくて真面目な男性と付き合いたいと思いつつ、見た目が完璧な男性に出会ったら、気になって仕方がありません。理性を保てず、気が付けば相手の言いなり状態になってしまいそう。イケメンには注意しなきゃ!

当時を振り返って「あの頃は純粋だったなあ」と、しみじみ思うのではないでしょうか。もしかしたら、我を忘れて夢中になるほど価値のある相手ではなかったかもしれません。でも、それはそれでいいのです。長い人生のうちの一瞬の出来事なのですから。

(中澤美紀子/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2015年9月にWebアンケート。有効回答数202件(22~34歳の働く女性)
※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年10月15日に公開されたものです

中澤美紀子/OFFICE-SANGA

普段、足を運ぶのは店や文化施設などひたすら「屋根のある場所」! 年々戸外の空気から遠ざかり、濃密な屋内時間を過ごしているモノ書き女。

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