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【言ってはいけないクソバイス】告白を断った直後、反撃してきた男性! どう対応する?

犬山紙子

異性に告白されるのはいくつになってもうれしいものですが、丁重にお断りすることだってあります。ただ、もし振った途端「反撃」してくる男性だとしたら? 今回は、告白を断った瞬間、反撃してきた男性にまつわるエピソードと、その上手な切り返し方を犬山紙子さんの新刊『言ってはいけないクソバイス』の中から紹介します。

犬山紙子『言ってはいけないクソバイス』より

◆告白してきた男性からのクソバイス

・もっと現実見たほうがいいんじゃないの?

ある男の子に告白されて、お断りしたら直後に「夢見てないで、もっと現実見たほうがいいんじゃないの?」と言われました。現実見たところでお前とは付き合わないわ!! と思いました(Rさん/女性/28歳)

◆犬山紙子の回答

なんだコイツ!! 告ってフラれて即反撃って! しかも、この反撃「俺も現実見たからお前に告ったんですけど」とも感じられるし、こんな失礼なヤツフラれて当然ですよ。ムキー。反吐が出そうなので、クソバイスじゃなくて、ヘドバイスだね、こんなの! (クソと反吐はどっちがランクが低いのかはよくわかんないけど)

自分をフル=理想が高すぎるって式を瞬時に浮かべ、自分の傷を軽くしようとしてるんですよね、これは。自分が傷つきたくないから他人を傷つけるって、どんだけ甘やかされ育っとんじゃー! 「え? 冗談だけど? 何本気にしてんの?」って言って逃げるやつと同罪じゃい。

告白してきたってことは少しでもイケるって思われてたかもと思ってもムカつくぜ。Rさん、ほんとお疲れ様です……。クソバイス返し、罵詈雑言はいくらでも思いつきますが、ここはRさんの投稿からいただきましょう。

このクソバイスに対する返しは……

「現実見てるから断ったんだけど」

お前は現実見て、妥協したとて絶対ない!

◆犬山紙子『言ってはいけないクソバイス』(ポプラ社刊) 1,000円(税抜)
2015年10月15日(木)発売

※本文は、犬山紙子『言ってはいけないクソバイス』(ポプラ社刊)より

※この記事は2015年10月09日に公開されたものです

犬山紙子

1981年生まれ。エッセイスト。美人なのになぜか恋愛が上手くいかない女性たちのエピソードを綴ったイラストエッセイ『負け美女』(マガジンハウス)で作家デビュー、女性観察の名手として注目を浴びる。SPA!やananなどで連載中。「スッキリ!」、「みんなのニュース」などコメンテーターとしても活躍する。

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