【ベルギービール】フルーティな香りと苦味が効いたトラピスト・ビールの最高峰「オルヴァル」

女性にも人気のビアイベントとして話題の「ベルギービールウィークエンド」。東京での開催時（2015年9月15日～23日）に登場するベルギービールの中から、「ブラッセルズ 大手町」の店長・簗昌宏さんにオススメを教えてもらいました。

唯一無二の味わいで、トラピスト・ビールの最高峰と言われているのが「オルヴァル」。フルーティで華やかな香りと、苦味の効いた味わいが格別です。特別な酵母を使っているため、香りも味も複雑で、1年経ったときと、2年経ったときとでは味わいがちがうように、飲むたびにいろんな表情を見せてくれるのが魅力。熟成してから飲むのもおいしいビールです。ラベルの“指輪をくわえた鱒”はオルヴァル修道院に伝わる伝説に由来。その伝説とは、あるときマチルダ伯爵夫人が、亡き夫からもらった結婚指輪を泉に落としてしまったところ、一匹の鱒が指輪を加えて返してくれたそうで、この出来事に心を打たれた伯爵夫人が、この地に修道院を立てたんだそう。そこで“指輪をくわえた鱒”がこのビールのシンボルとなっています。

麦芽の甘み、酵母由来の酸味、ホップの苦み……味わいが複雑なビールなので、熟成させたチーズとの相性がいいと思います。ブルーチーズやチェダーチーズなどがオススメですが、これからの季節ならモン・ドールもいいですね。

（マイナビウーマン編集部）

※この記事は2015年09月17日に公開されたものです