ご祝儀をケチったことがある女性は12%だけ! 大多数がケチらない理由とは!?
◆ご祝儀をケチったことはありますか?
「ある」と回答した人が12%、「ない」と回答した人が88%と、多くの人がご祝儀はケチらないと考えていることがわかりました。ご祝儀をケチらないという人からは「お祝いごとはケチるものではない」という意見や「ケチったら、のちのち悪口を言われそう」と、人間関係を気にするという声も。一方で「お金がない」「特に仲がいい人ではないから」という理由でご祝儀を減らしたという人も。
[回答者数:152(1年目=4.0%、2年目=3.3%、3年目=3.3%、4年目=5.3%、5年目=9.9%、6年目=18.4%、7年目=19.7%、8年目=7.9%、9年目=10.5%、10年目以上=17.8%、その他=0.0%)/『マイナビウーマン』調べ。2015年8月にWebアンケート、22~34歳の働く女性]
Q.そう答えた理由や具体的なエピソードがあればお答えください。
■常識として出す
・「常識のない人と思われたくないのできちんとしています」(機械・精密機器/事務系専門職/9年目)
・「ちゃんと3万出すのが常識と思うから」(アパレル・繊維/秘書・アシスタント職/5年目)
■出せないなら列席しない
・「ケチるくらいならその人の結婚式に出ないと思います。ちゃんと出します」(医療・福祉/専門職/12年目)
・「ちゃんと金額を包めないなら、最初から列席しない」(団体・公益法人・官公庁/事務系専門職/4年目)
■ない袖は振れない
・「給料が少なくて……」(通信/事務系専門職/10年目)
・「仕事してなくて1万削った」(医療・福祉/専門職/7年目)
■影でこそこそ言われたくない
・「少ないと言われそう」(学校・教育関連/専門職/7年目)
・「あとで陰口を言われたくないから」(建設・土木/技術職/2年目)
■気持ちの問題
・「すばらしい舞台に招いてもらって感動をたくさんもらい、幸せな気分になれたから」(マスコミ・広告/営業職/2年目)
・「お祝いごとはちゃんと祝う気持ちを出したい」(金融・証券/営業職/9年目)
筆者も20代のころに友人の結婚式が続いて、「ご祝儀貧乏」になった記憶があります。友人だと3万円が相場と言われますから、お給料も安かったあのころは、かなり財政が厳しかったです……。とはいえ、仲のいい友人の結婚式ばかりだったので、すべて相場通りに出していたように思います。今となってはいい思い出ですよ(笑)。
最近では友人へのお披露目は会費制の結婚披露パーティーにするなど、結婚式の形も多様化が進んでいますね。たしかに仲のいい友人なら、多少お財布が気になってでもご祝儀をひねり出しますが、そうでもない場合は会費制のほうがうれしいことも。自分が結婚式をあげるときには、ゲストのお財布事情を気遣うことも大切かもしれませんね。
(text:宇田川ノリコ)
※この記事は2015年09月14日に公開されたものです