刻印で夫婦仲良し!? 結婚指輪や婚約指輪に刻印は入れるべき?
結婚指輪や婚約指輪に刻印は入れたい?
結婚指輪や婚約指輪に刻印を入れておくと、結婚・婚約記念日のうっかり忘れを防ぎやすく、またうっかり紛失してしまったときにも刻印があれば見つかりやすく、とても助かります。そこで結婚指輪や婚約指輪に刻印をいれる人は、どのくらいいるのかを聞いてみました。
結婚指輪や婚約指輪に刻印は入れたいと思いますか?
はい……66.5%
いいえ……33.5%
結婚・婚約指輪に刻印を入れたいかどうか調査したところ、約6割以上の人が「刻印を入れたい」との回答。刻印はやはり結婚・婚約指輪の大切な要素なのでしょうか? それぞれ入れたい理由・入れたくない理由と、どんな刻印を彫るつもりかを聞いてみましょう。
●「イニシャル+結婚記念日」がスタンダード
「○○&○○(ふたりの名前)と結婚記念日を入れる。日付が入っていれば、記念日を後々忘れられることもないだろうと思い……」(29歳/女性/運輸・倉庫)
「なくして落としたときに分かりやすいかな……と思うから。記念日とかも入れておくと忘れないし」(32歳/女性/不動産)
刻印を入れるのがなぜ大事なのかというと、記念日のうっかり忘れ防止や、紛失したときに持ち主がわかりやすい等の「リスクヘッジ」が可能なため。特にプロポーズの日=婚約記念日は、挙式日や入籍日と比べても、結婚するとつい忘れがちですよね。
婚約にせよ結婚にせよ、記念日は忘れると夫婦げんかの火種になりやすく大変なことになる場合もあります。特にこだわりがないなら刻印を入れておいた方がいいかも!?
●お互いのイニシャルのみ刻印して、言霊効果で絆を強く
「イニシャルですかね。文字の縛り効果って結構高いと思うので。言霊という言葉があるくらいですし」(22歳/男性/食品・飲料)
「刻印を入れたほうが、より思い出に刻まれる気がする。ふたりの名前を入れたい」(28歳/男性/情報・IT)
また言葉には言霊がある、といういわれの通り「刻印がある指輪は2人の絆をより強くしてくれる」と感じている人もいました。もともと指輪に刻印を刻むようになったのは、愛の言葉や相手のイニシャルを刻んだ古代の指輪・ポウジーリングが始まりなのだとか。そこから時代の変遷によって、今のような刻印が行われるようになったようです。
現在の刻印は記念日やイニシャルだけを入れるのが定番ですが、古代の人が刻印に愛や想いを込めたように、シンプルな刻印にも何かしらの「想い」が感じられるもの。これがもしかしたら、2人の絆を強くしてくれるのかも?
●刻印は見えないからいらない?
「外すことがあまりないから意味がないと思うため」(23歳/男性/小売店)
「何かあったときに思い出したら辛いから」(33歳/女性/金融・証券)
また刻印は指輪をずっとつける人ならほぼ目にしない場所。そのため「見えないからいらない」という人もいました。また最悪なことが起こったときに、それを見ると悲しくなりそう……という意見も。刻印なしの指輪は、悪い意味でのリスクヘッジに!?
●お互いへのメッセージや格言もステキ!
「言葉を贈ってもらって刻印に入れるのもいいと思うので」(42歳/女性/不動産)
刻印といえば記念日とイニシャルを入れるのが一般的ですが、メッセージやふたりの合言葉、格言を入れるカップルもいるそう。文字数には限りがあるためすべて詰め込むのは難しいですが、2人の思い入れのある言葉を刻むのもステキですよね。
また、「ふたりのイニシャルと交際を始めた日をいれたいです」(27歳/女性/医療・福祉)
など、結婚記念日(結婚式の日や入籍日)以外の、ふたりの思い出の日付を入れたいという人もいました。
さらには「秘密が絆をつよくする」(28歳/女性/団体・公益法人・官公庁)という意見も。刻印は外から見えない場所に入れるため、ふたりだけにしかわからない秘密の言葉を入れるのも、絆を強くしてくれていいかもしれません。
まとめ
結婚・婚約指輪には記念日を忘れないために、また紛失対策のためにリスクヘッジとして刻印を入れる人が多く、また「ふたりの絆を強くするために」「特別な記念品にするために」刻印を入れるという人も多いよう。さらにおまじないのように、刻印にふたりの絆を結びつける効果を期待して入れる、という人もいました。
刻印は指輪に文字を刻み入れるだけの装飾ですが、その少しの作業を入れるかどうかだけで、得られるメリットも指輪への思いも全く異なってきます。永く指輪を愛用するためには刻印を入れたほうがいいのか、また刻む文字はどうするのか、そんな視点で刻印を見直すと一番納得のいく指輪が手に入るのかもしれません。
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません
※マイナビウェディング調べ(2015年7月にWebアンケート。有効回答数296件。20歳未満~50歳以上の社会人男性・女性)
※この記事は2015年09月05日に公開されたものです