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女性が強い会社ランキング:1位は恋愛ゲームアプリで知られる「ボルテージ」

女性が強い会社ランキング

Vorkersは、在籍企業評価レポートへの回答を通じてデータを収集し、男女の差が「女性優位」に表れている会社をランキングにして公開した。1位は、恋愛ゲームアプリで知られる「ボルテージ」、2位に外資系証券会社「メリルリンチ日本証券」、3位は外資系製薬会社「ヤンセン ファーマ」がランクインした。

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同調査レポートでは、Vorkersによる社員満足度を測る8項目のうち、「社員の士気」と「風通しの良さ」の2指標に着目、2つの合計値を男女別に集計した。在籍企業評価レポートの回答条件は、社員として1年以上在籍した企業の情報であること、500文字以上の自由回答と、8つの選択項目に回答することのふたつ。

女性の働き方に注目が集まる昨今、男性社員に比べて、女性社員の方がより士気が高く、風通しが良いと感じている会社にの特徴を抽出した。対象データは、2007年7月~2015年7月に投稿のあったレポート回答のうち、レポート回答者数が男女共に7人以上ある企業603社の49,551件。

今回の調査で、男性社員に対して最も差をつけたのは、恋愛ゲームアプリを主軸としたスマートフォン向けゲームを開発する「ボルテージ」。女性向けゲームの開発をメインとする同社は、女性社員の比率も高く、女性が活躍できる環境がある。

ボルテージには、産休・育休・子供の看護休暇に加え、子供の行事に参加できるようにする「チャイルドサポート休暇」や「ママランチ会」「早期復帰支援金」「託児所代補助制度」を試験的に実施するなど、長く働ける職場環境づくりに向けた企業側の積極的な取り組みがあることが高い評価につながったという。

「女性はとても働きやすい職場だと言える。社内の6割以上は女性で、マネージメント層も女性が多いため意見も通りやすい。子供を産んでも十分戻ってこられる社内雰囲気と制度がある」(ゲーム企画職、男性)、「女性の従業員が多いので、ちょっとしたところでも女性の意見が尊重される傾向はある。結婚され、育児休暇を取られている方、復帰され時短勤務されている方、働くお母さんにはとても優しい会社だと思う」(デザイン、女性)などの声が見られた。

メリルリンチ日本証券(2位)、JPモルガン証券(6位)、外資系証券会社2社が上位にランクイン。

2位にランクインしたメリルリンチ日本証券は、かつて女性が社長を務めていたこともあり、女性登用についても積極的であるという。

日系大手企業では、三菱UFJインフォメーションテクノロジーが4位にランクインした。

(エボル)

※この記事は2015年08月27日に公開されたものです

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