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結局どのくらい貯めたいの? 働く女性に「現在の貯金額の満足度」を調査してみた

宇田川ノリコ

◆今の貯金額に満足していますか?

「はい」と回答した人が19%と、今の貯金額に満足している人は全体の2割に満たないという結果に。結婚やマイホーム購入のための資金、留学などのやりたいことといった目標のためにまだ足りないと感じている人のほか、「とにかく億単位で貯めたい」という人も。一方でコツコツ貯めてすでに目標を達成しているという声や、「欲を言えばきりがない」という理由で満足との声がありました。

[回答者数:209(1年目=4.3%、2年目=4.3%、3年目=3.4%、4年目=7.2%、5年目=11.5%、6年目=16.8%、7年目=15.8%、8年目=7.2%、9年目=11.0%、10年目以上=18.6%、その他=0.0%)/『マイナビウーマン』調べ。2015年7月にWebアンケート、22~34歳の働く女性]

Q.目標額や貯金の目的なども含めて、そう答えた理由やエピソードがあれば具体的にお答えください。

■転職に足を引っ張られた

・「500万円まであと少しというときに、転職にともなってマイカーが必要になり買ってしまった。一気に100万使ってしまった上に、車検やらタイヤやらで何かとかかる」(学校・教育関連/秘書・アシスタント職/7年目)
・「転職して引っ越し費用とか賃貸の初期費用とかで思った以上に貯金が減った。失った分を取り戻さないと……」(食品・飲料/技術職/6年目)

■貯金がいくらあっても不安

・「いくらあっても不安で仕方がない。5,000万くらいあれば少しは余裕のある暮らしができるのかな? という感じ」(電機/事務系専門職/9年目)
・「お金はいくらあってもきっと満足できないものなんだろうと思いつつ、できるだけ貯められるときに貯めておいたほうがいいかなと思う」(不動産/専門職/10年目)

■貯金の次に投資を考えている

・「毎月給与から自動引き落としをしつつ、余ったお金があれば投資にまわす。目的は結婚費用、マイホーム費用等」(自動車関連/事務系専門職/6年目)
・「もうたくさんあるからいい。これからは、株や投信など、リスクがあるものに投資していくつもり」(金融・証券/専門職/12年目)

■やりたいことを実現するために

・「まだやりたいことのために貯めていきたい」(食品・飲料/技術職/5年目)
・「留学したいので200万くらいはほしい」(小売店/販売職・サービス系/5年目)

■「億」を貯めることを目指している

・「億単位で貯金したいのでまだまだである」(商社・卸/秘書・アシスタント職/9年目)
・「最終的には億に達したい」(学校・教育関連/事務系専門職/6年目)

「貯金はいくらあっても安心できない」というコメントに、まったくその通りだなと思いました。アンケートでは約2割の人が今の貯金額に満足していると回答してくれましたが、「目標額は達して満足しているけれど、もっと貯金がほしい」というホンネも垣間見られました。

今、筆者が貯金をしたい主な理由は、病気をしたときや老後など、収入がなくなったときのためです。でもあまり心配ばかりしてケチケチ生活をするのもつまらないので、手が届く少額の目標を立てて、達成したらいつもよりちょっといいランチを食べる、というお楽しみも用意しています。ときどき旅行などで散財してしまい、貯金ゼロの月もありますが……息抜きをしながらこれからもコツコツ貯金に励みたいと思います。
(text:宇田川ノリコ)

※この記事は2015年08月17日に公開されたものです

宇田川ノリコ

地方出身で、東京暮らしも10年を超える。興味があることには猪突猛進型。2014年ブラジルワールドカップを見てサッカーにはまる。スペイン・リーガのファンになりスペイン語の勉強を開始。いつか選手のインタビュー記事を書くことを夢見ている。好きなテレビはお笑い番組。趣味は旅行で、最近は長期休暇がとれないため、もっぱらアジアへの旅。食べることが好きで「おいしいものを食べたい、でもダイエットしなきゃ」は永遠のテーマ。

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