特定の家事しかできなくても助かります! うちの”主夫”自慢
共働き家庭が増えるなか、家事能力は今や男女問わず求められる時代。「料理男子」「お掃除男子」などと呼ばれることもあり、家事が得意な男性は「結婚後も協力しあって暮らしていけそう」と働く女性陣にも高評価のようです。では実際にそんな男性陣は、家庭でどの家事をどのくらい担っているのか? マイナビウエディング編集部では、既婚男女から意見を集めてみました。
一品でも料理できると本当に助かります!
まずは家事のなかで最も負担の大きい、毎日の「料理」から。「夫は料理が大得意。早く帰宅した日など週の半分くらいは作ってくれるのですが、作り始めから食べ終わるまでずっとお酒を飲むので、いつも片付けのタイミングでは酔って寝てしまうのが難点。もっぱら私が片付け担当です(35歳女性)」。「うちの旦那は昔お店でバイトしていたとかで、パスタだけは作ってくれます。美味しいと褒めていると週1~2回くらいは作ってくれるので、それだけでも助かります。自分の料理ばかりだと私も食べ飽きるので(32歳女性)」といった意見が寄せられました。
中には、「旦那は毎日すべての料理を作り、買い出しからお弁当作り、片付けまですべてやってくれます(32歳女性)」という凄腕の旦那さまも。共働きのご家庭ながら、旦那さまはレパートリーを増やすのに燃えており毎日SNSにアップして楽しんでいるそう。妊婦の奥さまは心から助かっている、と仰っていました。そのほか「料理男子」とまでは呼べないものの、「カレーや野菜炒めなど簡単なものならやってくれる(複数意見)」「夫は朝が早いので、朝ご飯だけは自分で作っています(40歳女性)」といった意見もありました。
「きれい好き夫」が増加!? 掃除はこだわる人が多数!
続いては、「掃除・片付け」。こちらは料理よりも積極的に取り組んでいる方が相当数いました。「週末は半日、掃除しています」「毎日ささっとやっています」と習慣になっている人もいれば、「嫁が片付け下手で物が多すぎるので、捨てろ、あまり買うなといつも促しています(28歳男性)」「旦那はリモコンの場所や並べ方にまでこだわるタイプで、掃除や片付けは結構やってくれます。でも、ちょっと口うるさいときもある(笑)(30歳女性)」など、かなりこだわりの強い旦那さまもいるようです。
「出した物は片付ける。あとは空気清浄機とルンバに任せる。以上!(37歳男性)」なんて合理的な旦那さまもいれば、「うちの旦那は、自分の部屋だけはめちゃくちゃキレイ。他の場所は口出しできないと思っているみたいで手を出してきません(30歳女性)」とちょっぴり肩身の狭そうな旦那さま、そして「お風呂やトイレなど、水回りの掃除担当です(36歳男性)」という旦那さまも。芸能人では、薬丸裕英さんが“水回りの掃除好き主夫”として有名ですね。一方で「リビングや自室など、水回り以外の掃除は大体やります。流し台とかは触れない、ごめんなさい!(33歳男性)」なんて意見も聞かれました。あのヌルヌルを触れるようになってようやく、奥さまからも“お掃除男子”の称号をもらえそうですね。
こだわりがいの少ない「洗濯」は不人気。「家庭菜園」好き夫も!
続いて、家族の人数が多いと結構な重労働ともなる「洗濯」。調査した中では、洗濯に積極的に取り組んでいるという旦那さまは数名のみでした。ただ中には「うちはお互い、自分のものは自分で洗っています(32歳女性)」「アイロンがけだけは自分でやっています(28歳男性)」という意見もあり、独身時代の習慣をそのまま続けている家庭もある様子。最近の洗濯機は高機能ですし、男性の衣服は女性ほどデリケートなものも少ないので、洗い方も基本的には単一でOK。男性にとっては“こだわりがい”の少ない、不人気な家事なのかもしれません。退屈でも必須の家事なので、洗濯機のボタンくらいは正しく押せるくらいにはなっておきたいものですね(笑)。
そのほか珍しいものでは、「家事というか、夫は家庭菜園が得意で野菜がたくさん採れて助かっています(37歳女性)」なんて意見も。重たくて鮮度も必要な野菜の買い出しの機会が減るだけでも、奥さまはかなり助かりそうです。
昔々のように「ゴミ出し」だけが夫の仕事だった時代は終わり、男性の“家事進出”もどんどん進んでいる様子。仕事に育児にと忙しい現代女性と助け合ってやっていくためには、何かひとつでも自分の得意な家事を持っておくと大いに喜ばれるかもしれません。みなさんの旦那さまには、何か得意な家事がありますか?
(文/外山ゆひら)
※この記事は2015年07月30日に公開されたものです