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もう、やめたい! 働く女性が「オンナ」でいることが面倒に感じる瞬間5選

中澤美紀子/OFFICE-SANGA

思う存分オシャレできたり、女性限定のサービスを受けられたり、女子でいることは楽しいもの。しかし、逆にささいなことで「オンナって面倒だな」と思うことがあります。女性たちはどのようなときに、「脱・オンナ」したくなるのでしょうか? 働く女性の本音を探ります。

■見た目に気をつかわなければいけない
・「朝、忙しいなかで化粧をしないといけないこと。その時間、寝ていたい」(24歳/食品・飲料/専門職)
・「下着にお金がかかる」(31歳/金融・証券/営業職)
・「身支度に時間がかかる」(30歳/食品・飲料/秘書・アシスタント職)
・「臭いやムダ毛を気にしなければならないとき」(23歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
・「顔の手入れをしなければいけないとき」(30歳/生保・損保/事務系専門職)

化粧は自分をキレイに見せるためにするだけでなく、身だしなみとしても必須項目。洗顔後にしっかりスキンケアをして、ファンデーションから始まり、アイメイクや口紅、チークなどで彩って……。女性は一生のうち、化粧にどれくらいの時間を費やしているのでしょうか?

■女性特有の体質に困る
・「月一回ある生理。特に夏場はしんどいし、暑いし、蒸れるし、旅行とかぶるか逆算しなきゃしけない」(33歳/小売店/販売職・サービス系)
・「生理痛、排卵痛、つわりからの出産、子育て、保育園事情、社会復帰、近所付き合い、親戚付き合い、すべて」(28歳/その他/その他)
・「がん検診が独特なとき」(32歳/医療・福祉/専門職)

痛みがなくても、「生理が面倒」と答える女性が多く見られました。女性である証なのですけど、毎月何かと大変なんですよね……。でも、子どもが産めるのは女性の特権でもあります。男性にはできないことが可能になると考えれば、少しは許すことができるかも!?

■同性の人間関係がわずらわしい
・「オンナ同士の付き合い。ベタベタ連絡を取り続けるのがしんどい」(33歳/小売店/販売職・サービス系)
・「女子会が面倒」(31歳/アパレル・繊維/事務系専門職)
・「愚痴トークを聞かないといけないとき」(27歳/医療・福祉/専門職)

女性同士にありがちな共感を求める関係。たいして深い付き合いでもないのに、自分の話をやたら聞いてほしがる人に出会ったらゲンナリします。表面上の付き合いをすべて断ることができたら、どんなに楽になることか……。この面倒くささも女性の宿命でしょうか?

■「オンナはこうあるべき」という価値観に辟易
・「簡単に夜遊びできない」(23歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「部屋をキレイにしてなきゃいけない。お昼にお弁当をもっていく」(32歳/医療・福祉/専門職)

昔ながらの女性のイメージにあてはめて、オンナをひとくくりにする人たちからは、遠ざかりたくなります。オンナだって夜遊びしたいし、忙しいときには部屋が散らかってしまうこともある。誰にだって得手、不得手はあるのですから、女性なら家事ができると思わないでー!

■いまだにどこか社会進出しづらい
・「セクハラ発言をされるとき」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「キャリアプランが立てづらい」(27歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「マタハラを受けている人を見て、オンナって大変だなと思う」(27歳/医療・福祉/専門職)

極端なセクハラ発言は社会問題として取り上げられますが、程度が軽い場合、見過ごされることもしばしば。相手はジョークのつもりかもしれないけれど、言われた方は気分が悪くなります。また、出産後も仕事を続ける場合は、周囲の協力が必要不可欠。男女両方が働きやすい職場環境が必要です。

こうして見てみると、オンナでいることはけっこう面倒ですね。一度でいいから男性になって、オトコとしての生活を味わってみたいと思います。でも、男性には男性ならではの悩みがあって、そちらのほうが大変だったりして……? ないものねだりの気持ちを押さえて、女子であることを満喫しましょう!

(中澤美紀子/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2015年5月にWebアンケート。有効回答数240件(22~34歳の働く女性)

※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年07月08日に公開されたものです

中澤美紀子/OFFICE-SANGA

普段、足を運ぶのは店や文化施設などひたすら「屋根のある場所」! 年々戸外の空気から遠ざかり、濃密な屋内時間を過ごしているモノ書き女。

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