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仕事、やめてやる! 働く女性が「退職」を考える4つの場面

考える女子あなたは仕事をやめたいと思ったことがありますか? こんな質問に、なんと73.7%の女性が「はい」との答えでした。およそ4人に3人は、一度は仕事をやめたいと思ったことがあるんですね。働いていれば、つらいこともいろいろあります。みなさんはどんな時に「やめてやる!」と思うのでしょうか。

いちばん多いのは「仕事が多すぎる、ツライ!」

・「毎日忙しくて、お昼をゆっくり食べる暇もないので、常に思っている」(31歳/金融・証券/事務系専門職)

・「なにもかもうまくいかなくて、優先順位が1位のものが3つくらいあり、もうどうしたらよいのかわからなくなってきてしまったとき」(33歳/学校・教育関連/事務系専門職)

・「営業ノルマが厳しく、休み返上で働いているから」(25歳/運輸・倉庫/事務系専門職)

・「看護師をしているが、ミスをすると患者さんが亡くなったりけがをしたりするし、人手不足なので業務量も多い。精神的にも体力的にもきつい」(33歳/医療・福祉/専門職)

アンケートでは、仕事量が多い、勤務時間が長い、ノルマがキツイなど、仕事に関する悩みがいちばん多かったです。職業ならではの悩みを寄せてくれた方も。

人間関係がツライ

・「上司が気分屋で、3年前のミスを引き合いに出して1時間説教されたとき」(26歳/食品・飲料/営業職)

・「お局に、あの子がキライとみんなの前で公言された」(29歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)

・「私が原因ではないのに、怒られる。上司が隣でずっとため息をついている。仕事が忙しすぎて、明日自分がすべき行動がわからなくなっている状況なのに、さらに仕事が降ってくる。仕事を回してくる上司は定時で帰宅」(30歳/食品・飲料/事務系専門職)

仕事の基本はコミュニケーション。人間関係がこじれると仕事もうまくいきませんし、職場にいるのが苦痛になりますよね。人間関係が悪くて業務量も多い、書き出したら止まらなかった雰囲気のコメントもありました。

仕事がおもしろくない

・「毎日が同じことの繰り返し」(31歳/食品・飲料/技術職)

・「トラブル対処の残業続きで、精神的に参っていたとき」(32歳/食品・飲料/事務系専門職)

人間関係のトラブルと同じくらい多かったのが、「仕事がおもしろくない、内容がツライ」というもの。仕事の内容としては、トラブル対処やクレーム対応に悩んでいる女性が多かったです。どちらも重要な仕事ですが、前向きな気持ちをキープするのが大変そうです。

詳細が気になるケースも

・「社長が社内に愛人をつくり、愛人が気に入らないと言った人たちをどんどんクビにしていった」(31歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)

・「会社が倒産しそう。ほかの人がリストラされて、会社の機械や車が売却されていっている」(28歳/印刷・紙パルプ/秘書・アシスタント職)

“気に入らない”とはどんな内容だったのでしょうか。“愛人がいるのが気に入らない”のか(多分そうだと思いますが)“愛人となった女性が気に入らない”のか……。また、自分のことではなく、まさに“会社都合”の退職となりそうな人もいました。

実際にやめた人は……

・「ストレス、だったのかな。原因不明の背中の痛みに悩まされているうちに、どんどん気分が沈んで、最後は倒れるまで行った。そして無事辞められました」(29歳/その他)

・「転職する前は、会社にいることが苦痛だった」(28歳/食品・飲料/技術職)

転職経験者からは、こんなコメントが。体調が限界になる前に、周囲にSOSをだせるといいですね。

今回のアンケートでは、「友人から『仕事を辞めたい』と相談されたとき」についてもコメントを募集しましたが、こちらには9件しかコメントが寄せられませんでした。意外と、周囲の人には相談していない女性が多いようです。その数少ないコメントでは「ひとまず関係者に相談するべきだと思います。それで改善できる部分が明確になれば、自分の問題なら正し、会社側でどうにかできるものであれば対応してくれるはず。そもそも今いるところでできないなら、ほかでも無理なのでは?」という意見がありました。“会社は何にもしてくれない!”と思っても、周囲の人に相談することはできるはず。まずは身近なところで話してみてはいかがでしょうか。

(まさおかりく)

※画像は本文と関係ありません

※『マイナビウーマン』にて2015年6月にWebアンケート。有効回答数212件(22歳~33歳の働く女性)

※この記事は2015年07月01日に公開されたものです

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