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相手に期待するのはムリ? 旦那さん・奥さんの「察してほしい」に気付く人は2割

旦那さん・奥さんが察してくれなくて困っている……とはよく聞く話。では、相手に自分の思いを察してもらうためにみなさん、何か特別なアクションを起こしているのでしょうか? マイナビウエディング編集部では、「夫婦の察してほしい問題」について男女261名にアンケートを行いました。

4割が察してもらう工夫をしている

Q.あなたの旦那さん・奥さんに察してもらうために、工夫したり注意したりしていることはありますか。
はい(39.1%)
いいえ(60.9%)

6割の人は察してもらうのを諦めているのか、あるいは「~してほしい」と直球で伝えているのか……。特に工夫・注意はしていないよう。では、「はい」と答えた約4割の人に、どんなことを工夫したり注意したりしているか、具体的に聞いてみました。

目で見て察してもらいたい

「しつこくは言わないけど、見ている前で大げさにやって気づいてもらう」(女性/31歳/自動車関連)、「『しんどいから』と先に寝室に行く」(女性/33歳/小売店)、「たまに家事をボイコットする」(女性/31歳/医療・福祉)、「ため息を吐いて疲れているアピールをする」(男性/30歳/学校・教育関連)など方法は十人十色ですが、視覚に訴えようとする人が目立ちました。そのほうが角が立たない!?

他の方法には、「子どもに『お父さん暇そうだから行っておいで』と言って、育児を手伝ってほしいと間接的に伝える」(女性/25歳/食品・飲料)と、子どもを通じて察してほしい思いを伝えるケースも。続いて、パートナーの察してほしい気持ちを感じたことがあるか、それに対してどんな思いを抱いたか尋ねてみました。

相手の「察して!」を感じたことがあるのはわずか2割

Q.あなたの旦那さん・奥さん対して、「察してほしいと思っているんだろうな」と感じたことはありますか。または、そう言われたことはありますか。
はい(24.9%)
いいえ(75.1%)

Q.それに対してどう思いましたか。
察してあげようと思った(75.4%)
察するなんて嫌だと思った(21.5%)

5人に1人がパートナーの察してほしい気持ちを感じ取ったことがあると答えています。意外と少ないですね。そのうち7割強の人が「察してあげようと思った」と回答。その理由を詳しく聞いてみました。

夫婦円満のために察してあげたい

まず、「察してあげようと思った」と答えた人は、「お互いに思いやる方が夫婦関係は上手くいくから」(女性/26歳/運輸・倉庫)、「自分も察してほしいからお互いさま」(女性/28歳/金融・証券)などの声が多く寄せられました。夫婦で気遣い合えると、幸せな結婚生活を送れることは間違いありません。

さらに、「言葉には出せないけれど、思っていることもあると思うので」(男性/32歳/電機)、「疲れた顔をして口数が少なくなっていたので」(男性/28歳/警備・メンテナンス)など、パートナーの表情や様子の異変にきちんと気づき、察しようとする人も。

察してと期待せずに言いたいことは言ってほしい

一方、「察するなんて嫌だと思った」と答えた人は、「毎日仕事で疲れて帰ってきてるのに、さらに家事も手伝うのは勘弁してほしいので」(男性/42歳/自動車関連)、「私の希望もかなえてくれないくせに、自分ばかり犠牲になるのは嫌だから」(女性/27歳/学校・教育関連)、「察したら察したらでいろいろと言われて面倒だから」(男性/30歳/商社・卸)など、相手を思いやる余裕がないほど、仕事でお疲れの人が多め……?

なんだか冷たいと思いきや、「お母さんじゃないので、そこまでする必要はないと思う。言いたいことがあるならはっきり言えばいい」(女性/34歳/医薬品・化粧品)の声に代表されるように、「察するなんて嫌だ」派の人の中には、察してほしいと待ちの姿勢でいるのではなく、言葉で伝えるべきだと考える人が多いのかもしれませんね。

先ほど見たように、パートナーの察してほしい気持ちに気づく人はわずか5人に1人。つまり5人中4人が、その気持ちに気づいていないのです。この事実を受け止めてもなお、察してほしいと期待し続けるか、察してもらえる工夫をするか、直接言葉で伝えるか――改めて考えてみてはいかがでしょうか。

※アンケート対象
調査時期:2015年5月8日~2015年5月12日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数: 20~50代の男女261名
調査方法:インターネットアンケート

(文/池田園子)

※この記事は2015年06月10日に公開されたものです

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