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ゲゲッ、「女子会」があなたの魅力を半減させる!  女子会が女子をダメにする理由

女子会とかく女子はおしゃべりが好き。何をそんなに話すことがあるのだろう?と、筆者などは遠い目で見てしまいますが、女子会の最中はまるで水を得た魚のようにイキイキ。ところがその水が、もしも毒の沼地だったとしたら……。少しずつ<あなた>の魅力を蝕む女子会。女子力アップと見せかけて、実は真逆の女子力ダウン!早く気付いて、毒の沼地から抜け出さないと、ホントにモテなくなってしまうかもしれません。

1:共感に次ぐ共感! 褒め合い=キズの舐め合い? ~外見~

「今日の服、カワイイ~!」「それどこで買ったの~?」と服装やファッションを褒めてくれれば、誰でも嬉しいですよね? だって普段、男子のためにオシャレしても、肝心の男子はひとつも褒めてくれないのですから。そこで女子会へ行けば、褒めてもらえる♪ 「もしかして似合ってないのかな」と思っていた不安を、女子会は消し去ってくれるわけです。

そしてそれが本音かどうかは、また別。(何その格好?) (とりあえず褒めとく?)という、どす黒い感情が渦巻いていて、あわよくば(このままおかしな恰好をさせておけば、ライバルはひとり消去)と、自分が成り上がるために相手を落とす手法も行われていたりします。恐ろしい!

2:愚痴の言い合いも共感の応酬

仕事の愚痴でも、女子会でなら「あなたは正しい」と言ってもらえます。恋愛の愚痴でも、「それは彼氏が悪い」と言ってもらえるわけです。
すると自動的に反省材料はかき消され、あなたは「自分は間違っていないのだ、やはり彼が悪いんだ!」という強気な姿勢になりかねませんよね。その結果、客観的な判断に欠けてしまい、根本的な問題の解決にはなりません。だから、職場や彼氏と同じことでまた揉める、という繰り返し。女子会でやみ雲な自信だけをつけて帰ってきては、どんどん裸の王様に仕立て上げられるのです。

3:人の意見に影響されてしまう

本当は自分が違うと思っていても、女子会のリーダーが「でも、絶対これっておかしいよね?」と言えば、うなずかざるを得ません。(う~んどうだろ?)と思っても、周りがみんな「そうだよ、おかしいよ」というもんだから、なおさら違うとは言い出せないし表面的に合わせることに。こんなことが続いていけば、ほぼ洗脳。「確かにそうかもしれないな」と思うようになり、あなたはあなたらしさを、失ってしまうかもしれません。これもまた毒されていく道のりなのです。

こんな女子会が続いていくと……

参加をすればみんな褒めたり共感してくれて、居心地のいい場所へと変わっていくでしょう。久々の彼氏とデート!という時の、そこでの彼があまりにも鈍く感じてしまうはず。「どうして褒めてくれないの?」「なんでわかってくれないの?」「そもそも、今日はとびきりのオシャレをしてるのに!」。デート中にイライラしている空気だけは伝わって、彼はなおさら「???」だらけでしょう。居心地のいいのは彼氏ではなく、女子会にスライドしていくのです。

こうなれば当然、「男なんて全然ダメな生き物!」という結束が固まり、女子会の洗脳と共に毒の沼地へずぶずぶと足を取られていくことになります。「自分はひとりじゃない」「仲間がいる」という安心感は、あなたこそダメにしてしまうでしょう。

思い出してください。マラソンで「最後まで一緒に走ろうね」と言って裏切ったのも、「テスト勉強なんてする気がない」なんて言ってしっかり徹夜で勉強していたのも、こういう人達なのです。そう、安心させておいて自滅させ、虎視眈々とトップに躍り出ようという人もいるのが女子会。あなたがちょっとヘコんでいる時、励ましや勇気をもらうためにときどき参加するなら良薬になりますが、入り浸っていると毒薬になりますよ。ホントにモテなくなる前に、女子会との関わりかたをもう一度考えてみてください。

(鈴木ナナ/studio woofoo)

※この記事は2015年06月06日に公開されたものです

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