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北欧風に変身!1アイテム投入で片付くおしゃれ部屋

北欧の部屋づくりで目に留まるのは、鮮やかな色使いの布。イメージの異なるもの同士なのに、組み合わせるととっても素敵。真似してみたいけれど、手作りは苦手というあなた。憧れの北欧ブランド「マリメッコ」な部屋になる、低予算のとっておきアイテムを紹介します

ちょっと目隠しにティータオル
食器や鍋などを拭く、キッチンリネンとして広く知られているのがティータオル。布巾として使うにはもったいないくらいの楽しい図柄が魅力です。特に、北欧のものは大判サイズで、大胆な色使いでモチーフも独創的。キッチンでとどめておくのはもったいないので、部屋使いにしましょう。たとえば、アートパネルの代わりに壁にそのままピンナップしても素敵。また、突っ張り棒とカーテンクリップを使えば、カフェカーテンとしても使えます。オープン棚の中身を見せたくないとき、フタのないバスケットを目隠ししたいときなどにも便利。洗濯後の速乾性に優れ、繰り返し洗っても毛羽立ちがなく、使うほど手に馴染んできます。

クッションカバーは中身を入れずに使う
マリメッコのように個性的なテキスタイルは、色柄が気に入っても身に着けるには抵抗があるかもしれません。その点、コースターやマグカップのように小さな日用品は、気軽に楽しむことができます。さらに、おしゃれ部屋のアクセントとしては、クッションカバーがお勧めです。でも、ソファはないし使う場面がそもそもないという事情もあって、遠ざけてしまいがちですが、本来の使い方にこだわらずに取り入れてみましょう。カバーには、あえて中身を入れずに椅子の座面に置いて使います。それだけで、北欧ブランドの家具みたい。座り心地を調節するには、古くなったバスタオルをたたんで入れるだけでもOK。カバーも中身も家で洗濯できるから経済的です。

部屋でも使える枕カバー
ふだん使いの枕カバーは、布団カバーとお揃いで使うことが多いと思います。とは言え、洗濯頻度が高い枕カバーだけは、交換用の予備として持ってはいるものの、無地のものや控えめな色柄という場合がほとんどです。たまたまショップで可愛いものを見つけたとしても、布団カバーに合わないといった理由で諦めるなんてこともあるのでは?実は、枕カバーは片付けグッズとして使うことができるのです。たとえば、脱いだ寝間着を入れたり、急な来客のときに散らかったものを一時避難させたり。バスケットの代わりとして室内使いができます。気に入った柄のものを思う存分楽しみながら、部屋のおしゃれ度がアップ。ハンガーにクリップで吊るしておけば、ファー小物のように傷みやすいものの収納にも役立ちます。

すはらひろこ
整理収納アドバイザー認定講師・一級建築士・インテリアコーディネーター。インテリアのプロならではの収納術が、オシャレでやる気がわくと好評。片付け講座を定期開催するほかテレビ・雑誌でも活躍。著書「朝、着る服に迷わないハッピー収納術」(大和書房)、「1分からはじめるかたづけ術」(だいわ文庫)、「無印良品で覚える収納のコツ」など著書・監修書多数。【片付けちゃお】http://suharahiloco.wordpress.com/

※この記事は2015年05月26日に公開されたものです

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