お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

逆にケンカ売ってる!? 既婚女子・彼氏持ち女子からもらった無意味な恋愛アドバイス4選

蒼井ニイナ

なかなか恋愛がうまくいかなくて、結婚した友人や彼氏がいる友だちに、恋愛相談をもちかけたこと、誰でも一度はありますよね? パートナーがいる人だからこそのアドバイスを期待していたのに、結局は何ひとつ身になる話をしてもらえず、がっかりしたことはないか、働く女性に聞いてみました。

■まだ彼氏いないのですが……

・「早く結婚しなさいと言われること」(28歳/電機/事務系専門職)
・「子どもの男女の産み分け法とか、独身女子にはあまりアドバイスにならない」(33歳/金融・証券/専門職)
・「『子どもを産んだほういい』と言われたことです」(32歳/ソフトウェア/事務系専門職)

まだ彼氏もいない独身女性には酷なアドバイスですね。結婚以前にどうやったら好きな人ができるのか、どこで出会えるのかなど、もっと具体的に教えてほしいと思っていることはたくさんあるはず。結婚や出産についてのアドバイスは、はっきり言って、ありがた迷惑! 気つけましょう。

■じゃあ、どうすりゃいいの!?

・「がんばると逆に出会えないよ!」(28歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)
・「『出会いの場に行きなよ』と言われた。その出会いの場所はどこでしょう? と思った」(32歳/医療・福祉/専門職)

解決策がないままに発せられる無責任な言葉に、イラッとする人も多いはず。どうしていいのかわからなくて悩んでいるので、何か具体的なアドバイスをするか、一緒に具体策も考えてあげるのがせめてもの優しさです。

■適当なことを言うな!

・「好きじゃなくてもそのうち好きになるから、付き合いなよ」(30歳/医療・福祉/専門職)
・「好きなら大丈夫と言われて結婚したけど、その結果、離婚した。好きだけでは無理だから」(33歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
・「数打てばあたる! 告白されたらどんどん付き合え!!」(26歳/食品・飲料/専門職)

なかなか一歩を踏み出せない慎重派タイプの人には、「とりあえず、行動してみなよ!」と言ってしまったり、落ち込んでいる友だちを励ますつもりで「大丈夫だよ!」と言ってしまう気持ちもわかります。しかし、結婚のように一生にかかわる決断をする人へ言う言葉には注意が必要。離婚や破局を迎えたときに、相手が逆恨みされてしまうリスクもありそうです。

■それっていつ? どこ?

・「『運命の人は必ずいるよ』というアドバイス。だから、どこにいるのか知りたいと思った」(27歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「そのうちモテキがくるよ」(31歳/その他/事務系専門職)
・「『そのうちいい人が現れるよ』と言われた。漠然としすぎていて意味なかった」(28歳/ソフトウェア/技術職)
・「『信じてたらいつか王子様は来てくれるよ』と言われた。待ってても来てくれないから、自分から動いた。」(30歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)

相手を励ますつもりで言ってしまいがちな言葉ですが、現状で恋人候補になるような人や出会いに恵まれない人にとっては、これほど無責任に感じる言葉はありません。「いつか」は永遠にやって来ないので、行動あるのみ。誰かいい人がいたら紹介してあげましょう。

優しさのつもりで言ったひと言で、相手を深く傷つけてしまうことがよくあります。普通なら何でもないひと言でも、彼氏もち、既婚者というだけで上から目線に感じたり、無責任だと思われてしまったりするもの。友情にひびが入らないように、言葉には十分気をつけましょうね。

(蒼井ニイナ)

※画像は本文と関係ありません

※『マイナビウーマン』にて2015年4月にWebアンケート。有効回答数229件(21歳~34歳の働く女性)。

※この記事は2015年05月19日に公開されたものです

蒼井ニイナ

大手メディア会社のPR/編集を経て、書籍の編集&ライターに。
数千話に及ぶ世界の童話集や日本の民話集を読んで育った原体験が影響し、本に関わる仕事を志す。
2014年2月に男児を出産し、現在は育児休暇中。産後は子育てやライフスタイル、ファッション、食にまつわる本を愛読。
趣味はフリースタイルの旅で、訪れた国は20ヵ国以上。旅先が舞台となった本を読み進めながら、自由気ままに旅するのを極上の贅沢としている。

書籍紹介サイト「ホンシェルジュ」にて、コラムとインタビュー記事を担当中。
http://honcierge.jp/niinaaoi

この著者の記事一覧 

SHARE