知らなきゃ恥ずかしい! 働く女子が「知って驚いた冠婚葬祭マナー」9
「冠婚葬祭」とは人間が生まれてから死ぬまでに行われる行事全般を指していますが、人生の節目節目にほんとうにさまざまな行事があるところは日本ならではですね。そこで今回は冠婚葬祭のマナーについて知らなかったこと、知って驚いてたことを働く女性から調査しました!
■ご祝儀のマナー
・「結婚式のお祝儀を2万円で包んでしまったこと」(32歳/生保・損保/事務系専門職)
・「結婚式のときに袱紗(ふくさ)でご祝儀を包んで持っていくこと。母親に言われて初めてその言葉も知りました」(32歳/その他/クリエイティブ職)
・「ご祝儀袋の包み方にもルールがある」(29歳/生保・損保/事務系専門職)
ご祝儀はお祝いする心や、言葉に表せない気持ちを包んで渡すというものです。必ず新札を用意し、金額に見合ったご祝儀袋に正しく入れ、ご祝儀袋が汚れたりほこりが付いたりしないよう袱紗(ふくさ)に包んで受付ではスマートに取り出しましょう。気持ちを込めるのを忘れずに!
■香典のマナー
・「お葬式のとき、香典袋は薄墨で書く」(31歳/機械・精密機器/営業職)
・「香典は急なお悔やみを表すためにしわの付いたお札を思っていく」(28歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)
・「香典には、新札は用いてはいけない。不幸を見越していたようだとかなんとか……。お札にまで気を配らなければいけないのかと驚きました」(25歳/運輸・倉庫/事務系専門職)
香典とは線香・抹香・献花の代わりに死者の霊前に供える物ですが、急な不幸での出費に対する助け合いの意味もあるといいます。ご祝儀とは逆で薄墨で記入しますし、新札を使用するのはNGとされます。新札しかない場合は折り目をつけてから使用しましょう。
■アクセサリーなどのマナー
・「結婚式にオープントゥのパンプスはNGと知って驚いた」(32歳/医療・福祉/専門職)
・「結婚式に毛皮はダメ」(24歳/金融・証券/営業職)
・「葬式で光るアクセサリーはつけてはいけない」(32歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)
服装やアクセサリーなどのマナーは知らないとその場で肩身の狭い思いをしてしまいます。結婚式では縁起が悪いということから、オープントゥのパンプスや毛皮製品を身に着けるのはマナー違反とされます。また葬式では光るアクセサリーをつけるのはマナー違反ですが、悲しみの涙を表すパールの一連ネックレスなら良いとされています。
いかがでしたか? 冠婚葬祭には結婚・葬式のほか、出産や七五三、長寿のお祝い、正月、お盆など身近なものまでさまざまです。きちんとマナーや由来を知っているものは少ないのではないでしょうか。この機会に知識をつけておくと必ず役立ちますよ!
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません
※『マイナビウーマン』にて2015年2月にWebアンケート。有効回答数202件(22歳~34歳の働く女性)
※この記事は2015年05月07日に公開されたものです