PCとブラウザ、検索エンジン・・・プライベートと仕事で使い分けてる？

総合マーケティング支援を行なうネオマーケティングは、2015年3月12日から3月13日の2日間、仕事とプライベートでPCを利用しており、かつWindowsPCを所有する20代以上の男女800人を対象に「PC」をテーマにしたインターネットリサーチを実施した。

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同社が実施した調査結果によると、仕事用とプライベート用のPCでそれぞれ使用するブラウザは一緒かという質問では、「はい」と答えた人が全体で80.6%となった。特に40代の「はい」が85.5%と仕事用とプライベート用のPCのブラウザが一緒と回答した人が一番多い年代となった。PCを利用し始めたのは、社会人になる前か後かとの問いで、全体では「社会人になってから」が54.8%だった。年齢が上がるにつれPCを利用し始めたのは「社会人になってから」の回答が多くなっている。

PCごとに現在設定しているブラウザをたずねると、【仕事用とプライベート用共用PC】の645人は「Internet Explorer11」が最も高く25.0%となり、次いで「Google Chrome」20.0%となった。仕事とプライベートで別々のブラウザを設定している155人は、【仕事用PC】では「Internet Explorer11」が最も高く25.2%、【プライベート用PC】では「Google Chrome」が最も高く31.0%、次いで「Firefox」25.2%という結果になった。別々にブラウザ設定をしている人の自由回答では「IEがウイルスに感染騒ぎがあった際に会社のブラウザがGoogleChrome に変わった。(30歳女性)」、「仕事用はIE(これの指定が多いから)、プライベート用はGoogleChrome(動きが早いし、拡張機能があるから) たまにファイアフォックス(動作が速い)ので。(53歳男性)」などの理由があがった。

仕事用とプライベート用のPCでそれぞれ主に利用する検索エンジンが一緒かどうかを質問すると、全体では「はい」と答えた人が87.9%となった。「いいえ」と答えた97人に違う理由をたずねると、「Yahoo!は広告が多いので仕事のPCだとウェブレピュテーションで引っかかってしまうので。(女性34歳)」、「家ではポイントがつく検索サイトを使用。(男性50歳)」、「プライベートでは検索の速さを優先させるので。(男性27歳)」などの回答があった。

PCごとに最も利用する検索エンジンをたずねると、利用する検索エンジンが一緒と回答した703人では、「Yahoo!」が最も高く54.5%となり、次いで「Google」43.0%となった。仕事とプライベートで別々の検索エンジンを利用している97人では、【仕事用PC】では「Yahoo!」と「その他」が同率の34.0%となり、【プライベート用PC】では「Yahoo!」が最も高く47.4%という結果になった。サービスごとにどの検索エンジンを最も利用するのかという質問では、【ニュース】と【天気】については約7割の方が「Yahoo!」を利用すると回答した。【地図】については「Google」を利用すると約5割の方が回答し、サービスごとに利用する検索エンジンが違うことが分かった一方、【画像検索】と【動画検索】については、あまり大きな差はなかった。

プライベートのPCを利用して持ち帰った仕事をしたことがあるかを聞くと、全体では「よくある」13.6%、「たまにある」27.1%と経験があると回答した人は40.7%となった。

(エボル)

※この記事は2015年04月01日に公開されたものです