うるさいなぁ……おせっかいな「オカン系女子」にイラッ!【イラストコラム】
女性なら「オカン」の素質はみなある程度持っているのだろうけど、中でもやたらと世話好きだったり口やかましかったりする「オカン系女子」がいますよね。
面倒見のよさ、懐の深さ、責任感の強さ……。彼女たちの性質を並べてみると、とてもいい女っぽいんだけど、どうもそのよさは男性には伝わりにくいようです。時には「うるさいなぁ」と疎ましがられてしまうことも。
オカン系女子たちにしてみれば、よかれと思ってやっていることでそんな評価を受けるのは不本意でしょうが、あまり踏み込み過ぎることはよくないのかもしれませんね。
礼儀作法についての注意は必要な場合もあると思うけど、趣味やライフスタイルに口出しされるのって、自分もされたらいやかもなぁと思ってみたり。
「いや」っていうより、ちょっと「うっ……」ってなる感じでしょうか、痛いとこ突かれてる分、反発してしまうんだろうけど……。いくつになっても素直になれないものですね。
そういうわけなので、どこまで踏み込んでいいかを見極めるのが肝。だけど、踏み込まれたくないポイントまでグイグイ来るあの感じこそが「オカン」なんですけどね。
個人的にはオカンキャラの人は好きですし、ひとつのコミュニティにひとりはいてくれると、何かと引き締まるし頼りになるし、必要な存在なのではないかなぁと思います。
さて、友人関係でオカンキャラを発動させるのは、多少煩わしく思われようともOKな気がしますが、恋人のオカンにはならないほうが懸命です。
愛しさと元来の面倒見のよさが合わさって、ついつい世話焼きしたくなるのもわかるけれど、パワーバランスがどちらかに傾きすぎるのはあまりよくないこと。
「やってもらって当たり前」なモンスターを生まないためにも、時には心のオカンをこらえて小出しにするようにいたしましょう。
文・イラスト MARI MARI MARCH(マリマリマーチ)/OFFICE-SANGA
※この記事は『うるさいなぁ……。おせっかいな「オカン系女子」にイラッ! 「カバンの紐を直そうとしてきた」「掃除しなさい」』を再構成しています。
※この記事は2015年03月04日に公開されたものです