考えても考えてもアイデアが浮かばない時―『何もしない・考えない』
仕事を受注するためには、一にアイティア、二にアイデア! 質の良いたくさんのアイデアを出す必要があるのは皆さんもご存じと思います。しかし、考えても考えても良いアイデアが出ないことも。そういうときは、考えない時間も必要かもしれません。
【数をこなせ!アイデアを出す方法】
アイデアが出ない状態とは
アイデアというのは、何かをやるための手順としては最初の作業になります。良いアイデアが浮かぶからこそ、「実行」という次の作業に移れるのです。
しかし、それが出ないというのはどういう状態でしょうか。
考えてないのではないのではありません。むしろ必死に考えています。しかし、考えが無限ループに陥っていたり、凝り固まった考えから抜け出せなかったりして、新しいアイデアが思いつかない状態を指すのです。
どちらかというと、アイデアを出そうとするあまりに思考が暴走してしまい、ヒントすらも見失っている状態であると言えます。
止まってみる=考えない時間を作る
アイデアは、身近なところに転がっているものです。いつものあなたならばそれを容易に見つけられるはずなのです。しかし、暴走しているときは、思考のスピードですぐそこにあるものを取る前に先に進んでしまい、結局アイデアを取ることができなくなってしまっているのです。
ならば、一度立ち止まってみて、ゆっくり歩いてみればいいのです。思考を一度ストップさせ、アイデアを出すという「目標」から離れてみましょう。これを「考えない時間を作る」状態といいます。
問題から目をそらすと、違うものが見えてくる
「期限があるの! 立ち止まってる暇はないの!」と思う方も多いでしょう。しかし、考えるのを辞めたとき、問題に対する解決方法が見つかることも多いのです。
それは、立ち止まることで違う物の見方ができたり、無関係だと思うものからインスピレーションを得たりすることができるようになるからです。近くにいると気づかないものも、遠くから見てみると問題に気づくこともよくある話です。
手がかりさえあれば、アイデアはひらめくはずなのです。その手がかりは、今は知ってるみちじゃないところに転がっているかもしれません。
時間が迫っている中で「考えない時間を作る」というのは、非常に怖いかもしれません。しかし、思い切って考えるのを辞め、頭をリフレッシュさせてみましょう。世の中の偉大なアイデアウーマンも、そういう時間を定期的に作っているからこそ、いつまでもアイデアウーマンでいられるのです。
※この記事は2015年02月21日に公開されたものです