せっかくの依頼を断らなければいけないときは……ハッキリと断るほうが好印象!
上司に仕事を頼まれたけど、断らないといけない。せっかくのチャンスだし、上司の受けも良くなるだろうからやりたいんだけど、でもスケジュールが……。そんなときは、はっきりと断ったほうが好印象なのです。
曖昧な断り方は、あなたの評価を下げる
気を持たせるような断り方や、曖昧な断り方をしているあなた。それはものすごく損をしています。あなたは次に繋がるようにという気持ちで曖昧に断ってるかもしれませんが、相手からすると「お願いできるかもしれない」という期待をふくらませてしまっているのです。
期待をふくらませた状態で依頼を引き受ければ問題ありませんが、「やっぱり無理です……」と断ってしまうと、期待が膨らんでいたぶん、落胆の度合いが大きくなり、最終的には「はっきりしないから頼むのをやめよう」と評価を下げる結果になるのです。
断るときには理由を明確に
断るときにははっきりと「出来ません」と断ったほうが、相手にとっては都合がいいのです。あなた以外でも出来る仕事ならば、さっさと次の人に聞きにいけるからです。
ただし、無愛想に「出来ません」だけでは、あなたの印象も悪くなってしまいます。「今日は他社との打ち合わせが入ってまして」「先に頼まれている仕事をやってからになるので間に合いません」と理由を明確に述べましょう。
理由がある人に対しては、それ以上頼みづらいものです。
代替案を出せば更に好印象!
それだけでなく、「今日は難しいですが、明日でよろしければお受けいたします」とか「この方法では難しいですが、こちらの方法ですとなんとかなると思うのですがいかがでしょうか?」などといった代替案を出すことで、更に印象が良くなります。
もちろん、「ご期待に添えず申し訳ありません」と誠意を見せることも忘れずに。
まとめ
頼まれた仕事を断ると、それだけで印象が悪くなり、次に仕事が来なくなるのではないかと考える人を見かけます。ですが、それは間違いです。誠意を持ってお断りし、代替案を提示する人には、チャンスはなんどでも巡ってくるのです。
曖昧にせず、はっきりと断ることで、ビジネスウーマンとしてのキャリアも高まっていくのです。
※この記事は2015年02月21日に公開されたものです