計画案が複数必要なときにも困らない、ものの見方「ベースになる1つの案を足したり引いたり」
計画案を10個出しておけと言われたら、あなたはどうしますか? 使われるかどうかわからない案を複数なんて、どうやって考えれば……と思ったときは、いつもと違うものの見方をしてみましょう。
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複数の案が必要だからって……
プレゼンなど、何らかの計画やアイデアを出すとき、たいてい複数の案を併記することになります。これは、複数の中から選んだり、いいところをチョイスして新しい計画を作るという作業を行うからです。こういうとき、案はたくさんある方が選びやすいのです。
しかし、だからといって新規に複数考える必要はありません。もちろん全く新しい案を考えられる人はそれでも構いませんが、もう少し簡単に案を考える方法を考えてみましょう。
ベースになる1つの案を足したり引いたり
まず、1つ案を出します。これを基準にし、何かを足したり、逆に引いたりして、複数の案を作っていきます。
足したりするときは、いろんな見方をし、また今まで使ったことのない要素などを足したり引いたりしていきましょう。
1つ足すだけ、3つ足すだけという形で作っていくと、複数案はあっという間に作れてしまいます。
何がメリットで何がデメリットか
この1つの案に足したり引いたりする作業は、単に案を複数作るだけでは意味がありません。これを足したり引いたりすることで、どんなメリットが生まれ、逆にどんなデメリットが発生するかを考えながら作業をしましょう。
このとき、あなたにとってのメリットが、相手の立場からはデメリットの可能性もあります。こういう立場の人だったらこの案はこんな強いメリットがありますとわかった上でプレゼンを行うと、考えだされた案が確かなものになります。
また、あなたにとってはデメリットだらけであるということも、あえていうことで他の人にはメリットに感じるかもしれません。
ものの見方は人によって様々です。また、立場によっても変わってきます。案というのはただやみくもに出せばいいというものではなく、メリット・デメリットを確認しブラッシュアップするために考えるものです。案だからと手を抜かずに、メリット探しを一生懸命することで、あなたの仕事ぶりが評価されるようになるでしょう。
※この記事は2015年02月21日に公開されたものです