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節約のため? 興味がなくなったから? 以前に比べると、買わなくなったもの

中澤美紀子/OFFICE-SANGA

雑誌を読む女性日頃のお金の使い方を振り返ってみると、「そういえば、昔ほど買わなくなったなあ」と思うものがありますよね。年とともに趣味が変わったり、ものを見る目が磨かれたり。いろいろな理由がありますが、自分が成長した証ともいえそうです。そこで今回は、働く女性たちが買わなくなったものを聞いてみました。

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昔ほど心惹かれなくて……

・「ファストフードよりも高いお金をかけて、野菜や具がたっぷりの惣菜を買うようになったし、異物混入問題もあったから、外食もしなくなった」(29歳/自動車関連/経営・コンサルタント系)

・「お笑いブームが終わったので、ライブのチケットを買わなくなった」(27歳/商社・卸/事務系専門職)

・「雑誌や紙の書籍はほとんど買わなくなった。必要でない情報にお金を払う価値が見いだせなくなったので」(33歳/小売店/販売職・サービス系)

・「CD。実力があるアーティストがいない」(32歳/運輸・倉庫/営業職)

・「チョコレート。昔は大好きでよく買っていたけれど、大人になってから嫌いになってしまって、お土産やプレゼント以外で買うことはほぼない。夫もチョコ嫌いなので、家用にも買わない」(30歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)

年齢や環境に応じて、ほしいものや食べたいものが変わります。昔はあれほど好きだったのに嘘のよう。少し寂しいけれど、そんな時代もあったのです。

節約効果でお金が浮いてなにより

・「ヘアカラー用品。以前は10年近く自分で髪を染めていました。今は黒髪が流行っているので染めなくなり、手間もお金もかからなくてラクです」(32歳/その他/クリエイティブ職)

・「冬は結局コートではなくダウンを着るので、ムダにコートを買うのをやめた」(34歳/医療・福祉/専門職)

・「化粧品モニターを始めたので、化粧品はほとんど自分で購入することがなくなった」(22歳/小売店/事務系専門職)

・「旦那がファッションに無頓着なので、自分ばかり買い物することに引け目を感じ、洋服を買わなくなった。手持ちの服でコーディネートするしかないので、独身時代にファッションにお金を掛けていてよかったなと思う」(32歳/ホテル・旅行・アミューズメン/販売職・サービス系)

・「生活用品全般。消費税が上がったし景気が悪いから必要なものだけ買うようになり減りました」(23歳/医療・福祉/秘書・アシスタント職)

・「ゲームソフト。無料で満足」(26歳/学校・教育関連/専門職)

探せばいくらでも安い値段でよいものが手に入る時代。ときにはタダということも。お金を大切にする習慣に結びつくのがいいですね。

オシャレに気合いを入れなくなった

・「メイク道具やオシャレな服。結婚して田舎に引っ越してきてオシャレをする機会がなくなったから」(33歳/食品・飲料/販売職・サービス系)

・「化粧品や雑誌。昔は新商品がでたら購入していたが、今はベースメイクのみ肌によいものを購入し、つけまつげやネイル、チークなどは100均を利用。雑誌も図書館でレンタルしています」(25歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「見せる人がいないので、カワイイ下着を買わなくなった」(23歳/通信/技術職)

・「オシャレに気をつかわなくなったため、コンタクトを買う機会が減った」(27歳/学校・教育関連)

・「洋服は最低限の数があれば回せるので、買わなくなった」(29歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

オシャレをすることが楽しい日々から一転、面倒くさいと感じるようになることもあります。ワードローブは本当に必要なものばかり。これは理想的かも!

ネットのほうが便利なので

・「電子書籍を買うようになって紙の書籍を買わなくなった。電子書籍だと頻繁にセールをしていて、紙の書籍よりも断然安く買えるから」(25歳/不動産/事務系専門職)

・「ビデオを借りなくなった。オンデマンドで返却不要だから」(31歳/機械・精密機器/事務系専門職)

・「ネットで調べられるので時刻表を買わなくなった」(30歳/医療・福祉/専門職)

・「参考書。アプリでのほうが簡単に入手できる」(28歳/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)

パソコンやスマホがあれば、それだけでいろいろなものを手に入れられます。

さまざまな回答が集まったなかで、特に多かったのが「雑誌」や「洋服」といったアイテムでした。今ではネットで情報収集できるし、洋服は場所をとることもあり、数を絞るように。自分が本当にほしいものを見極めて買い物ができるようになれば、家もスッキリ片づけられそうです。

(中澤美紀子/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2015年1月にWebアンケート。有効回答数242件(22~34歳の働く女性)

※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年02月21日に公開されたものです

中澤美紀子/OFFICE-SANGA

普段、足を運ぶのは店や文化施設などひたすら「屋根のある場所」! 年々戸外の空気から遠ざかり、濃密な屋内時間を過ごしているモノ書き女。

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