お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

なんなの!? 男性が、母になった妻を「女」として見れなくなる理由

森川ほしの/OFFICE-SANGA

子どもを抱える女性

パートナーである夫には、いつまでも自分を「女」として見ていてほしい。これは、多くの女性の願望ではないでしょうか? しかし実際には、母になった妻のことはもう「女」として見られない男性も多いと聞きます。果たして、その理由とは? 男性たちの本音を聞いてみました。

「子どもが生まれて母になった妻を、『女』として見られますか?」

「見られる」 全体の80.2%
「見られない」 2割弱

「見られる」と回答した男性たちの意見を、少し見てみましょう。

■自分にとっては、いつまでも妻は「女」

・「好きな気持ちは変わらないから」(25歳/農林・水産/技術職)

・「子持ち女性は、女としての魅力が増す」(34歳/自動車関連/営業職)

「子どもを産んだからといって、変わらない」と夫が思ってくれたら、女性としてはうれしいですね。

■多少の努力は必要?

・「子どもが生まれても、化粧などをして見た目に気を使っていれば、女として見られる」(28歳/不動産)

・「腹回りさえスッキリさせてくれたらいい。おばちゃん体形にならなければ」(35歳/機械・精密機器/営業職)

もちろん、いつまでも「女」であり続けたいなら、女性側にも努力が必要。それを怠れば、夫が「見られない」派になってしまう可能性も……。

このように、多くの男性は妻が母親になったからといって、女性として見られなくなるわけではないとわかりました。しかし、約2割の「見られない」派男性がいることも事実。そこから目を背けるわけにはいきません! 気になる「見られない」理由を見ていきましょう。

■母は強し!

・「母親になると、かなり強くなると言うから」(27歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)

たしかに、子どもを産むことによって、女性が強くなるという面はあるのでしょう。それでも、「妻」や「女」の部分がなくなるわけではないと思うのですが……。

■そういう風にしか、見えない

・「母のオーラが強いから」(28歳/医療・福祉/専門職)

・「母のイメージがつくため」(25歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)

出産後は、どうしても子ども中心の生活になります。「女」ではなく、「母」の妻を見る時間が増えるため、こういったイメージが強くなるのかもしれませんね。

■妻から母へ……

・「役割として、母のほうが大事なので」(36歳/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)

・「母は母」(32歳/機械・精密機器/技術職)

そうすると、夫も「男」ではなく、「父」ということに。「男と女」から「父と母」へ。役割が変わったと感じる男性もいるようです。

■次のステージへ

・「家族になるから」(32歳/学校・教育関連/専門職)

・「親になるから」(25歳/情報・IT/販売職・サービス系)

たしかに、子どもができて、夫婦の絆が深まったという話はよく耳にします。それは素敵なことですが、同時に「女」として見られなくなるのはちょっと寂しいかも。

■近すぎてダメ?

・「自身の妻と考えると、かなり深い部分まで見てしまっているだろうから」(34歳/金属・鉄鋼・化学)

・「結婚している時点でダメ」(28歳/自動車関連/技術職)

男性は女性のミステリアスな部分に惹かれやすいという話を聞いたことがあります。結婚して、妻、母となってナゾが減ると、「女」として見られなくなってくるのかもしれません。

<まとめ>

今回のアンケートでは「見られない」と回答した男性が少数派という結果になりました。子育ては本当に大変。出産後は「妻」として夫に構っているひまも、ゆとりもないかもしれません。しかし、だからといって「女」として見られなくなるのは、やはり寂しいもの。母になってからも、自分の中の「女」の部分は忘れないようにしたいですね。

(森川ほしの/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2014年12月にWebアンケート。有効回答数101件(22~39
歳の社会人男性)

※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年02月10日に公開されたものです

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を求め、フリーライターの道へ。マイナビウーマンで恋愛、マナー、話し方などに関するコラムを担当。

この著者の記事一覧 

SHARE