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ジビエでぽかぽか! 大阪池田の温泉宿『不死王閣』が「猪肉(ボタン)のジビエ鍋」満喫プランを3月31日まで期間限定発売

ボタンしゃぶしゃぶ

大阪府池田市で旅館業を営む『不死王閣』は、落語のネタ「池田の猪買い」にも出てくる人気の冬の鍋「名物 ボタンしゃぶしゃぶ」を楽しめる宿泊・日帰りプランを2015年3月31日までの期間限定で提供する。

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ジビエは「狩猟によって、食材として捕獲した野生の鳥獣」のこと。主にフランス料理で使用する言葉である。

日本で一般的に肉食が広まったのは明治時代以降といわれてきた。それ以前にも狩猟・肉食の文化はあった。マタギやシカリといった猟師がシカやクマ、イノシシを捕獲していた。海から離れた山岳地ではツグミやキジなどの野鳥を食べていた。ウサギを一羽二羽と数えるのも、鳥と偽りながら食べた名残。

猪肉(ボタン)は、ジビエ独特の獣臭さもなく、豚肉や牛肉よりもヘルシーで美容成分豊富なのが魅力。

「池田の猪買い」は、上方落語の演目で、北の旅噺のひとつ。初代露の五郎兵衛作「露休置土産 巻四」の「野猪の蘇生」が原話で、主人公の男が冷え気(淋病)に効くと聞いて“猪の肉?を求め大阪市内から大阪池田市まで旅する道中の噺。

同館が位置する池田市では、昔から猪肉を食べる文化が根づいている。

一般的に、猪肉のイメージは獣臭く、肉もかたいと思われがち。同メニューは薄くスライスした猪肉のしゃぶしゃぶで、「猪肉に対するイメージが変わった!獣臭くないし、とってもやわらかい」と好評、4ヶ月間で1,150食の実績があるという。

今回の宿泊プランは、味噌スープで焚いた猪肉を、山椒やネギ、ゆず胡椒の薬味で堪能できる。100g当たりのカロリーは猪肉は豚肉や牛肉に比べてヘルシー。

猪肉には成長期に欠かせない良質のたんぱく質をはじめ、疲労回復や皮膚の健康、新陳代謝を促すビタミンB郡が多く含まれる。小さな子ども連れのファミリーや健康志向のご年配の夫婦の方、ダイエットしたいけれどもお肉を食べたいという女性グループの方に人気とのこと。

同館の庭園露天風呂では季節はずれの桜を楽しめる。時期によっては紅葉や雪景色と一緒に楽しめる関西唯一の宿という。

「ボタンしゃぶつき」コースの概要
コース名:名物 ぼたんしゃぶコース
料金 : 日帰り 7,300円~(1名・税別)
宿泊1泊2食付12,600円~(1名・税別)
期間 :2015年3月31日まで

(エボル)

※この記事は2015年02月05日に公開されたものです

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