春夏トレンドカラーはイエロー! スタイリストに聞いた悪目立ちせず先取りするポイント
パステルやスモーキーなどの淡い色合いが人気だった2014年とは打って変わって、今年の春夏トレンドカラーは鮮やかな「イエロー」! 見ているだけで元気になれるような着こなしが期待されています。クロエやマークジェイコブスなど、有名ブランドの春夏コレクションでもイエローアイテムが目立っていた様子。でも、華やかな色合いだけに挑戦をためらっている方も多いのでは? そこで、パーソナルカラー&スタイリストのHiromiさんに伺った、日常使いも楽しめるイエローの上手な着こなし方法を紹介します。
【スタイリストに聞く、今年流行大人のオールブラックコーデのポイント】
■なぜイエローがトレンドカラーに?
「2015年春夏は、数ある色の中でも一番明るい『イエロー』がトレンドに。昨年、社会情勢の不安を包み込む効果のあったスモーキーカラーが流行した反動もあり、今年は『開放的・希望』といった前向きなメッセージを表現するイエローがトレンドになったのではないでしょうか」(Hiromiさん)
またHiromiさんによると今年は百貨店やファストブランドショップでもイエローを目にするのだそう。今の季節にぴったりなニット素材のアイテムを中心に、マネキンや店頭の目立つところに多く飾られているのだとか。また、店頭販売ではシャーベットレモンのように優しい色も多いため、日常使いにも取り入れやすいようです。
■トレンドを抑えた着こなしのポイントを教えて!
Hiromiさんいわく、トレンドをおさえた着こなしをするためには、今注目の“70年代ファッション”を意識してコーディネートするのがポイントとのこと。フォークロア調のレースアップトップスなど、当時のトレンドテーマであった「ヒッピー」・「フォークロア」・「ストリート」をイメージさせるアイテムとイエローを組み合わせてみましょう。イエロー単体を取り入れたコーディネートよりも、ぐっとトレンド感をアップできるのだとか。
中でもHiromiさんのイチオシは、スウェットやスニーカーなどとイエローを合わせるスポーツミックススタイル! 活動的なコーディネートなので、ビビッドなイエローも気軽に取り入れられそうです。
■目立ちすぎはイヤ! イエローコーデの注意点は?
トップスやボトムには、強い印象のあるビビッドなイエローではなく、シャーベットレモン系を選びましょう。派手すぎないため、普段着にも取り入れやすくなります。また、白やベージュ、ライトグレー、シャーベットトーンのように優しいカラーで全身をまとめれば、メリハリがつきすぎることなく、イエローアイテムをさりげなく着こなせます。
明るい色味に抵抗がある人は、柄にイエローを使ったアイテムがおすすめ。チャレンジしやすいうえ、十分にトレンド感が出せます。スカーフやシューズ、バックのような小物から取り入れてみてもいいですね。
■スタイリストHiromiさんおすすめ! イエローコーディネート
(1)目立ちすぎないシャーベットイエローのニットを、春まで着まわせるお役立ちコーデ。 白のシャツやパンツと合わせて、爽やかな印象に。 カラーリングを目立たせすぎないよう、シューズにもイエローを入れているのがポイント! 目線を上下に分散させれば、バランスよく見せる効果も。
(2)2015年も注目の続くデニムにフォークロア調トップスを合わせ、イエローを差し色にちりばめたコーディネート。小物には大胆にビビッドイエローを使うのがおすすめです。着こなしのアクセントになり、ぱっと目を引くコーデが完成します。
(さとうまほ/Pistachio)
※この記事は2015年01月27日に公開されたものです