産休・育休から復帰するのに、義両親の助けを求める? 求めない?
産休・育休が明けたら、すぐにでも働き始めたい!という女性は多いはず。ただし夫婦2人と実の両親だけでは、なかなか手が回らないのが育児。そこでもし自分が仕事に復帰するなら、義理の両親に助けを求める覚悟も必要かどうか、働く女性に聞いてみました。
Q.女性に質問です。産休・育休から復帰するのに、義両親の助けを求めますか。
求める……47.9%
求めない……52.1%
今回のアンケートでは義両親に助けを求める女性、求めない女性がおよそ半々という割合に。助けが必要とは感じつつも、気持ち的にやはり難しいと感じる女性が多いのでしょうか? そう感じる理由について、詳しく聞いてみましょう。
■義両親が喜ぶだろうから、積極的に求める
・「求めるというよりは面倒を見たがると思うのでのっかる」(28歳/情報・IT/技術職)
・「お互いに少し気遣って譲り合って良好な関係を築けそうだから」(28歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)
子どもは実の両親にとって大切な孫であるように、義両親から見ても目に入れても痛くない、かわいい「孫」。そのためあえて避けるようなことはせず、良好な関係を築くためにも面倒を見てもらった方がいいという意見も。また子どもは義両親とのいい潤滑油にもなってくれそうです。
■自分の気持ちどうこうではなく、そうしないと子育てできない
・「子供が急に熱を出したりしたら保育園に預けられないので」(33歳/その他/その他)
・「いろんな人の助けがないと仕事に復帰できないから」(32歳/医療・福祉/専門職)
また実際、義両親に子どもを見てもらわないと生活が回らない!という切実な意見も。特に育休明けに働き始めるなら、近くに面倒を見てもらえる人がいないと大変。子どもの体調不良で苦労している先輩たちの姿を見てきたからこそ、余計にそう思います。
■そうはいっても、義両親には頼みづらい!
・「義両親には気を遣うから頼みづらいし、二人とも働いているから」(30歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)
・「恩着せがましく思われると嫌なので求めません」(23歳/医療・福祉/秘書・アシスタント職)
現役ママ世代の両親は、すでに夫婦共働きを実践している家庭も多いもの。そのため子どもの面倒を頼みたくてもなかなか……ということも多いよう。また子育てが理由で義両親に借りを作るのも嫌!という女性もいました。
■義両親とは、子育ての考え方が合わなくて怖い
・「私の義両親は結構年を取っていて、子育てが昭和一桁世代並みの理論でいくから怖い。アレルギーは甘えだと言うし、ハチミツは万能食材だと言うし……怖くて預けられない」(29歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「義両親に頼らなくても、しっかりした保育制度があるから」(30歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
さらに子育てに関する知識は、昭和世代と現役ママ世代とでは大きなギャップがあることも。特にアレルギーやハチミツ問題は、いまだに誤解したままの人も多そう!? これを考えると、口出ししづらい義両親よりも保育施設に頼みたいという気持ちもわかります。
積極的に助けを乞うべきか、それともやめておくべきか、悩むことも多い義両親への対応。できれば何でも言えるフランクな関係の義両親に助けてほしい!のがホンネですよね。しかし人間関係、そううまくは運びません。まずは子どもにとって一番いい方法を模索してみるしかないのかもしれませんね。
(ファナティック)
※『マイナビウーマン』にて2014年12月22日~2015年1月5日にWebアンケート。有効回答数305件(22歳~34歳の働く女性)
※画像は本文と関係ありません
※この記事は2015年01月26日に公開されたものです