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結局、「男らしさ」ってどういうこと?

森川ほしの/OFFICE-SANGA

女性の男性化、男性の女性化が進んでいるなんて言われていますが、それでもやはりパートナーには「男らしさ」を求めたくなるもの。しかし、男性と女性では、「男らしさ」のとらえかたに少しちがいがあるような気もします。そこで今回は、働く女性たちに「男らしさとは、どういうことか?」について聞いてみました。

オトコが思う「女らしさ」ってどういうことなの?

「男らしさを感じる行動」の定番

・「重い荷物を持ってくれる」(33歳/医療・福祉/専門職)
・「道路側をさりげなく歩くこと」(27歳/アパレル・繊維/事務系専門職)
・「日曜大工などの女ができない難しいところができたり、重たい荷物を軽々運んでいる姿」(32歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
・「段取りをぱっと決めてくれたり、はじめての場所でも落ち着いてナビしてくれる」(30歳/建設・土木/事務系専門職)

「映画館で彼女の隣が男性客だった場合に、さりげなく席を替わる」なんていうのも、なかなかグッときますよね。

見た目も大事

・「胸筋のもり上がり」(33歳/その他/秘書・アシスタント職)
・「女性にはない直線的なラインや、骨張った手」(30歳/小売店/秘書・アシスタント職)
・「筋張った腕」(29歳/その他)

厚い胸板やたくましい二の腕、少し骨っぽい大きな手……。このあたりが萌えポイントだという女性も多いのでは?

男なら即断即決

・「いざというときに、決断が早い」(31歳/金融・証券/事務系専門職)
・「即断即決できること」(29歳/生保・損保/事務系専門職)
・「決断力があると男らしいなと思います。優柔不断ではない人」(31歳/ソフトウェア/事務系専門職)

じっくり物事を検討する姿勢も必要ではありますが、いつまでもウジウジしている男性は「男らしい」とは思えないかも。

サポート力も大事!

・「何か決めるときに、力になってくれる」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

そっと背中を押してくれたりすると、「この人がそばにいてくれて、本当によかった!」なんて思いますよね。

大切なのは包容力

・「失敗やミスを優しく慰めてくれる」(32歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
・「落ち込んでいるとき、そっと励ましてくれる」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「自分が怖がっていることに対して、『大丈夫だよ』と安心させてくれるところ」(25歳/小売店/販売職・サービス系)

優しさや包容力に「男らしさ」を感じる女性も。たくましく、力強いだけが男の魅力というわけではなさそうです。

物おじしない度胸

・「人前でのスピーチなど」(23歳/その他/事務系専門職)
・「おかしいことはおかしいとはっきり言える」(31歳/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)

どんな場所でも、堂々としていられる男性は魅力的です。

おおらかさも時には必要

・「細かいことをくよくよしない」(30歳/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)

終わったことをグチグチ言ったり、不安ばかりを口にして先に進まなかったり。これでは、「男らしくない」といわれても仕方ありません。

頼りがいがある男性は「男らしい」

・「タクシー代や食事代をスマートに支払ってくれたとき」(30歳/小売店/販売職・サービス系)
・「女性では難しいことに対して、適切にフォローしてくれる」(26歳/金融・証券/事務系専門職)
・「相談ごとをすると、的確なアドバイスが返ってくる」(30歳/その他)

決めるべきところは、バシッと決める。それができる男性は頼もしいですね。

安心して乗っていられるかどうか

・「車の運転がうまい」(25歳/金融・証券/販売職・サービス系)

助手席に座っている女性をハラハラさせてしまうようではダメ……。

守ってくれる男

・「女性をどんなときでも守ろうとする精神」(32歳/生保・損保/営業職)
・「いざというとき、体を張って守ってくれる」(33歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

街中で絡まれたとき、隣にいる男性がどんな対応をするのか……。ピンチのときほど、その人の本質が見えるものです。

女性の願いをかなえるのが男!?

・「お願いは二つ返事で聞いてくれる」(33歳/小売店/販売職・サービス系)

女性の頼みは断らない。それもまた、真の男の条件!?

結局「男らしさ」とは

男らしさとは、女性によってさまざまな解釈があるということがわかりました。なんだか都合のいい言葉のようですね。女性が求める「男らしさ」をすべて持ち合わせた男性は、果たしてどのくらいいるのか? ちょっと心配になってきますが……。パートナーに男らしさが足りないなら、その分女性が「男らしさ」を身につけて、補ってあげるのもアリかもしれませんね。

※『マイナビウーマン』にて2014年11月にWebアンケート。

有効回答数246件(22~34歳の働く女性)

※画像は本文と関係ありません

(森川ほしの/OFFICE-SANGA)

※この記事は2014年12月29日に公開されたものです

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を求め、フリーライターの道へ。マイナビウーマンで恋愛、マナー、話し方などに関するコラムを担当。

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