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酢を塗れば、焼き網に魚の皮がくっつかない!

さんまの美味しい季節になってきました。やっぱり焼き魚は、焼き網や魚焼きグリルでいい感じに焼きたいですね。しかし焼き網の難点は、魚の皮がくっついてしまうこと。これを解消する方法がなんと、あれなんです!

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焼き網に皮がくっつくわけ

なぜ焼き網に皮がくっついてしまうのでしょうか。それは、魚のタンパク質が熱で変化し、結果金属と反応してくっつくという現象が発生するからです。これを「熱凝着」といいます。これが起こらないようにすれば焼き網に魚の皮はくっつかないのですが、高い温度ほど発生しやすくなります。

焼き魚ですから、低温で焼くというわけにはいきません。

あの調味料で全部解決!

高温でも熱凝着が起きないようにする方法があります。それは魚の表面に薄くお酢を塗ることです。動物性タンパク質は、お酢と反応すると固くなります。金属と反応する前にお酢の作用で変化しましたから、これで魚の網にくっつくことはなくなるのです。

うすーくうすーくがポイント

焼き魚にお酢の臭いが染み付かない?という疑問もあるでしょう。しかし、お酢の臭いは火を通すとすっかり消えてしまいます。焼き魚の味には影響ありません。ただし、お酢をたっぷり塗りつけてしまうと、魚の身が固くなってしまいます。

それでは美味しくありません。キッチンペーパーやはけなどを使って、うすーく塗ってあげることがポイントです。

焼き網側に塗る方法もある

魚に薄くお酢を塗るのが難しいわという方は、焼き網の方に塗ってしまうという方法もあります。金属に触れる前にお酢とタンパク質が触れてしまえば熱凝着は発生しません。ただし、魚に水分がたくさん含まれている場合、まれにお酢の成分を流してしまうことがあります。

焼く前に魚の余分な水分を拭き取っておくことも、美しく焼くポイントの1つです。

台所にあるもので、ちょっとした手間を加える事で、見た目も味も美味しく、なおかつ洗い物も簡単に済むのです。美味しい焼き魚を食べるときは覚えておくと賢いオンナと呼ばれることもあるかもしれませんよ。

※この記事は2014年11月28日に公開されたものです

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